旅するように暮らす。KUDEN週報2025/01/18
皆さん、こんにちは!KUDENのデザイナー、Tak(貴)こと佐藤貴浩です。
今週もお読みいただきありがとうございます。
日々少しずつ陽が長くなり、季節の変化を感じる今日この頃。しかし、まだまだ寒さが厳しく、インフルエンザも流行しています。皆さん、どうかお身体を大切にお過ごしください。
さて、今週の活動報告です。
渋谷でKUDENモデルの撮影を行ってきました。
モデルは、以前KASANEシャツで登場していただいた声優でシンガーソングライターのいとよしゆいさん。
彼女は最近、NHK教育テレビの「にこにこ、ぷん」のじゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろりに関連するイベントでも活躍され、歌や声で多くの人を魅了している方です。
今回の撮影では、いとよしさんにKASANEシャツだけでなく、KUDENの他の服も着ていただきました。
「カッコよくてシルエットがしっかりしているけれど、着心地がとても楽」と感想をいただき、デザイナーとして本当に嬉しく思います。
KUDENの服は、デザイン性だけでなく日常に溶け込む実用性も大切にしているので、こういった声は大きな励みになります。
また、撮影中に改めて感じたのが、「着る人によって表情を変える服」というKUDENのデザインの面白さです。
服は単なる道具ではなく、着る人の個性や生き方を引き立てる第三の皮膚だと思っています。
同じ服でも、着る人が違えば全く異なる雰囲気を生み出す。その瞬間を写真を通じて目の当たりにするたびに、自分がデザインしているにも関わらず、どれだけ可能性を秘めているのか実感させられます。
撮影には息子も同行しました。
僕はシングルファーザーであり、預けられる人がいないときは可能な限り仕事に連れて行っています。
今回も息子を学校を休ませて同行させたのですが、単に連れて行くだけでなく「職業体験」の機会を作ろうと思い、僕のカメラを持たせてみました。
初めて触る本格的な機材に最初は戸惑いながらも、撮影が始まると息子は夢中でシャッターを切り、モデルのいとよしさんも息子に合わせて楽しくポーズを取ってくれました。
家族と仕事が自然に交わる瞬間は、僕にとってとても大切です。KUDENの仕事や僕自身の活動は、家族の存在や日々の生活が支えとなっています。
シングルファーザー、介護、デザイン、そしてブランド運営と多岐にわたる生活の中で、仕事と家庭が共存する形を模索していますが、こんな風に家族が関わることで一緒に成長できる瞬間は、本当にかけがえのないものだと感じます。
そして、 KUDENでは現在受注中の京都 濡れ描き友禅のNaoさんとコラボレーションしたシャツも間もなく締切となります。
Naoさんとは同じく障がいを持つ息子を育てる父親としてクリエイターとして会ったばかりで意気投合。
実は KUDENとNaoさん共通のお客様が出会わせてくれたご縁でした。
初めてコラボレーションが実現しました。
この手描き友禅が描かれたシャツは、職人の手描きによる唯一無二の作品です。一着ごとに異なる表情を持ち、まさに「着る芸術」。この特別なアイテムが、着る人の日常に新しい色を添えられたらと願っています。ぜひこの機会をお見逃しなく!
最後に、僕のライフスタイルを切り取った写真シリーズ「肆撮」をご紹介します。カメラを片手に、日常の中で見つけた美しい瞬間を記録しています。
介護や育児に追われて華やかな場所へ行くことは難しくても、日々の生活の中には感動がたくさんあります。
田舎暮らしの中で感じた季節の移ろいや、普段見過ごしてしまいそうな美しい景色を写真に収めていますので、InstagramやX(旧Twitter)でぜひご覧ください。
皆さんが僕の活動やライフスタイルを通じて少しでも共感し、勇気を得てもらえたら嬉しいです。これからもKUDENとともに、僕自身も進化していきますので、どうぞ応援よろしくお願いします!
次回またお会いしましょう。
Tak(貴)でした。
Instagram & X:
\#肆撮
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