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「先入観や思い込み」についてそばを食べながら考える

妻の実家が神戸なんですが、妻の実家から姫路駅で有名な「えきそば」を頂きました。

ご存知の人もいると思いますが、立食い蕎麦のお店で、駅のホームとかにお店があって、麺が蕎麦ではなく、かんすい入りの中華麺でそれに和風だしという組み合わせ。

これの乾麺セットをもらって、昨日家族で食べました。

お土産用に売られている乾麺のセット

中華麺が、和風のダシに浸っている様子は、これまでの私の中にあった「そば」のイメージとは大きく異なっていました。さらに一口食べてみると、中華麺のもちもち感と和風ダシがマッチし、予想以上の美味しかったです。

私は、食べるのは言わずもがな、製品などの誕生秘話や歴史を調べるのも好きなんですが、「えきそば」の誕生には、戦後の混乱期の状況が背景にあるそうです。

終戦直後、統制品であった小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉を混ぜたそばが販売されていましたが、試行錯誤の末、現在のかんすい入り中華麺と和風だしという、一見ミスマッチそうな商品が誕生したそうです。この歴史を知ることで、「えきそば」が創意工夫と挑戦の賜物なんだなぁと。

家で作るとこんな感じ

沖縄そばも好きなんですが、それでもなお、子どもの頃から親しんでいる事もあってか、「そば=蕎麦粉」のイメージは自分の中で強かったんだなぁと感じました。
沖縄そばは、小麦粉で作られた麺を使用し、豚骨と鰹の出汁が効いたスープと共に楽しむ一風変わったそばです。

このように、日本各地には独自の文化や歴史を背景に持つユニークな「そば」が存在しています。こうした多様な「そば」の存在が示すように、固定観念に縛られず、柔軟な視点を持つことが重要です。

私たちは、自分の経験や知識に基づいて物事を判断し、それが唯一の正解だと信じ込んでしまいがちで、それが原因で新しい発見や体験の機会を逃してしまう事もあります。

こうした多様な「そば」の存在が示すように、固定観念に縛られず、日々、柔軟な視点を持つことが重要だなぁと。

新しいものに対してオープンな心を持つことで、私たちの世界はより豊かで多彩になると思うので、これからも新しい体験にチャレンジし、視野を広げていきたいと思いました

ご飯を食べながら、ふと感じたことをテーマに改めて文章にしてみましたが、日常にもいろんな学びがありますね。
皆さんもぜひ、自分の思い込みに気づき、それを乗り越えることで新たな発見を楽しんでみてください。

今度、妻の実家に帰ったら本物を食べたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日もよい1日を〜✨

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