キートン山田さん
今日のちびまる子ちゃんのナレーションでエンターテイメント業をご勇退されると以前のニュースで拝見しました。
キートン山田さん、説明しなくてもご存じですよね!
以前にやっていましたblogではお話したことがあるのですが、自分は10代の頃芸能を目指していました。
事務所のレッスンの時です。「声の重要性」というお題で、後にも先にも2回だけキートン山田先生が講師の時がありました。
今から30年位前の話ですが笑笑。
その頃にちびまる子ちゃんのナレーションをし始めるみたいなお話しをされていたのは覚えています。
物腰柔らかく、ご苦労されたお話しを軽快にされ、10代の自分でも「このおっちゃんスゲー」って思いました。
何度挫折したかとおっしゃていました。
当時の自分はそんなに深くは思わなかったですが、歳を増すごとにキートンさんのおっしゃっていたことが「スゲー事だ」って実感します。
それは「楽しい事をやるために自分自身を犠牲に出来るか」ってことなんじゃないのかと思う次第。
自分の親のような年齢だけど、物凄く親しみ安く接して頂きました。
声優って言うけど、アニメやゲームのアテもあり、吹替えやナレーション…様々あると。
辛いときは"吹替え"らしいです。"その人の日本語の代役"をするから、自分という個性を出せないと。
でも、
一つだけ声を大にして言えることは、
「嫌だとか苦手とか向いてないとか、、そういう仕事は必ず舞い込んできます。そんな時に"嫌だな"と思わないで、"どうやったら楽しく出来るかを考えてごらん"」
というアドバイスを頂いたことは鮮明に覚えています。
それが、多分ですが、ちびまる子ちゃんの「後半に続く」というナレーションなのだと思います。
先程知ったのですが、これって台本にも無いことをキートンさんが、作中に間が空いたからそれとなく言ったことがスタッフ陣営にハマったらしいですね。
"わがまま"と"生きざま"は違うんでしょうね。
キートン山田さん、自分の人生の2日に関わって頂き有難うございました。そして、お疲れ様でございました。
3/28 タック