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芸能事務所不要論?

昨夜こんな記事を見ました。

電通の『2019年 日本の広告費』によれば、インターネット広告費が初の2兆円超え、ついにテレビの広告費を逆転しました。それだけ多くのお金がネットの世界に流れているという事ですね。

テレビに出演せずとも、ネットやSNSでお金を稼ぐことができる時代に変わってきたことで、所属事務所の手を借りずとも、自らパフォーマンスをプロデュースし、お金を稼ぐことができるのも、芸能人が独立する後押しになっている訳です。

ネットが普及した現在、ブログやTwitterといったSNSを使って、タレントがファンにメッセージを直接送れるようになりました、つまり記者会見などをする必要がなくなりますから、仲介する事務所やメディアとの接点も希薄化していく。自分ひとりでも十分できるじゃないかと考える芸能人が増えても不思議ではない、、とある芸能記者は言っています。

実際、元ジャニーズの手越祐也さんは、YouTube上で退所に伴う記者会見を生配信し、132万人を超える視聴者がリアルタイムで見届けたわけです。

この令和の時代に、エンタメ活動をする上で「芸能事務所」は必要なのでしょうか?

自分は、
「やはり、基礎や人脈は芸能事務所で学ぶべき。その後は自分次第。本当に人から好かれる人は独立しても大丈夫だとは思いますが、芸能事務所との確執とか金銭問題だけで羽ばたいてはどうかと思います。そして、インターネットエンタメに拘らず、芸能人という本来の芸能を追及するという思考が一番大事だと思うのです。」


宮迫博之さんの動画は、ゲストを招かないと視聴再生数が伸びずに停滞しつつあったり、TKO木下さんの動画は、有名人とは思えない惨憺たる再生数です。ネットがあるから安泰ではなく、人気があるからテレビでもネットでも活躍できるのだと。

ワタナベエンターテイメントをクビになってからフリーで成功したフワちゃんは、YouTuberを経てテレビでも人気者になったわけですが、人気や話題性があれば場所は問わない。反面、なくなれば、茨の道が待っています。

かつて昭和40年代から50年代にかけて、レコード会社の力が衰退して、芸能プロダクションに人材が流出する時代がありました。ネットが登場して、芸能界は再び転換の時代を迎えているということでしょう。

転換の中でも人気が衰えなかった人は、人間関係を大事にしている人や、求心力のある魅力的なスターのような人でした。ある意味、フリーになることで、その人の人間性が試されるとも言える。自信だけで独立すると、手痛いしっぺ返しを食らうと思いますね、、とこちらもある芸能記者が言っています。

自分も全く同意見です。
エンターテイメント業界は一人では出来ません。人間関係を構築する術を習得した上でアクションして欲しいって思います。

夢を与える人が、夢を無くしてはいけませんからね!

2/5 タック

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