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絵筆と…まあ、いろいろあるわな。

63歳の私は、今日も元気に(?)職場で現場に立つ。

嘱託社員だからって、もっと楽かと思いきや、全然ちゃうやん。肩こり首こりはますます悪化し、コーヒー飲んでも目が覚めない。

これ、どういうことだろう。歳をとると、人生って難易度が「ノーマル」から「ハード」に勝手に切り替わるんだろうか?

「はぁ…」またため息が出た。カレンダーを見て「残りの人生、あと何枚?」とか考え始める自分が怖い。これ、完全に負のスパイラルだな。


会社が終わると、私には一つの楽しみがある。家の隅にある、例の「アトリエ」だ。

なんて言うとカッコよく聞こえるけど、正直、部屋の一角にキャンバスがあるだけ。でも、そのキャンバスに向かう時間だけが、自分にとっての自由。

まるでスーパーマリオが土管に入って、別の世界にワープする感じだ(まあ、現実はコインも出ないし、敵キャラも倒せないけど)。


でもね、いつも絵を描き始めると、ちょっと厄介な声が頭の中で囁くんだよ。「お前、本当にプロか? 絵、売れたことあんの?」って。これ、まるで自分の中に住んでるクレーマーが文句言ってるみたいだよな。しかも、めっちゃ説得力あるから困る。

家に帰ると、妻が静かに料理してる。息子は大手に就職したがまだ実家に居座ってる。娘は就職を基に家を出て、LINEの既読すらつかないことも多い。

なんだろうね、この「家族いるけど、心が通じてない感」。まるでWi-Fiの電波が途切れ途切れになって、ネットも繋がらないみたいな感じ。そろそろ「再接続」を試みたいところだけど、パスワード忘れちまったぜ。


「今日も同じだな…」なんて心の中でつぶやきつつ、時計の音だけが静かに部屋に響く。でもまあ、何も変わらないこの日常も、悪くはない!?

少なくとも、まだキャンバスは白くない。これから何か、描けるかもしれないしね。


てな感じで日々の不平やら不満を文章にしてみました。

【注】内容に多少、演出が入ってます。

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