こんにちは!TAKAです。
今回は海外送金(国際送金)サービスの業界でたしかな存在感をしめしているWise(ワイズ)について書きたいと思います。
僕もWiseのユーザーでよく海外送金を利用していますが、「そういえばWiseってどんな会社だっけ?」と思ったので、この際詳しく調べてみました。
Wise(ワイズ)とは?
https://forbesjapan.com/articles/detail/42242
〇Peer to Peer(P2P)とは?
Wise(ワイズ)の創業の経緯
フォーブスジャパンの記事によると、創業当時にロンドンで働いていたケルマンとヒンリクスは、母国のエストニアへの送金手数料の高さに辟易し、同社を立ち上げました。
〇ミッドマーケットレートとは?
Wise(ワイズ)の歴史
2011年1月 ロンドンで創業。
2012年2月 イギリスの金融当局による最終認可が下り、サービス開始初年度の送金額合計は1,000万ユーロ(約16億1000万円)にのぼった。
2017年 創業6年にして営業利益が黒字となり、1ヶ月当たりの送金額は10億ポンド(約1880億円)に達した。
2021年1月26日 日本でデビットカードの取り扱いを開始。
2021年2月22日 TransferWiseは社名をWiseに変更。
2021年7月7日にロンドン証券取引所に直接上場し、時価総額は79億ポンド(約1兆2100億円)となった。
〇直接上場(ダイレクトリスティング)とは?
Wise(ワイズ)の海外送金(外国送金)の仕組み
SWIFTの仕組み
出典元:https://wise.com/jp/blog/overseas-remittance-system
SWIFTにはいくつか欠点があります。
時間がかかる・・・送金銀行、中継銀行、受け取り銀行とそれぞれの銀行が個別に処理を行うので着金までに少なくとも一週間から3日かかります。
手数料がかかる・・・。SWIFTシステムでは、関わる銀行のすべてがそれぞれ手数料を徴収します。つまり、送金元では送金手数料、コルレス(中継)銀行ではコルレス手数料、そして受取先では受取手数料が発生し、合計コストが高くなってしまうのです。
Wise(ワイズ)の仕組み
出典元:https://wise.com/jp/blog/overseas-remittance-system
Wise(ワイズ)のマルチカレンシー口座の仕組み
〇マルチカレンシー口座とは?
Wise対応通貨のうち、主要10通貨に関しては、日本にいながら現地の銀行口座情報を取得することが可能です。
【主要10通貨】米ドル、英ポンド、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、シンガポールドル、ルーマニアレイ、カナダドル、ハンガリーフォリント、トルコリラ
また、ワイズは日本でデビットカードの取り扱いを開始しており、銀行間の取引のみならず、コンビニのATMなどによって現金の出入が可能です。
Wise(ワイズ)のまとめ
エストニア人のケルマンとヒンリクスが2011年に創業。
ワイズはミッドマーケットレートを使用するので割安。
2021年2月22日に社名をTransefWiseからWiseに変更。
2021年7月7日にロンドン証券取引所で直接上場し、時価総額は79億ポンド(約1兆2100億円)となった。
スイフトに比べて時間もお金もかからない。
マルチカレンシー口座は同時に約50通貨を管理することができる。
主要10通貨に関して外貨の送金を受け取ることが出来る口座情報を取得することが出来る。
デビットカードによって口座の資金の出入ができる。
以上、Wise(ワイズ)のまとめ8つでした。
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