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今年の箱根駅伝が終わりました

2022年の箱根駅伝は、深緑の青山学院大学が、昨年そして今シーズンの出雲・全日本の雪辱を晴らす圧倒的な記録で、往路・復路・総合の完全優勝を果たしました。

他方、私は、復路の鉄紺の走りに感銘を受けました。酒井監督率いる東洋大は、10区で前を走る駒澤大に肉薄しての、総合4位、復路2位となりました。

東洋大学は、往路が9位に終わり、後ろにはそこまでタイム差のない状態で東海大、早稲田大が控える状況でした。シード落ちになってしまうのではないのかと、不安な気持ちで復路の中継を見ていましたが、諦めず一秒を削り出す走りで、4位まで浮上しました。

往路9位の東洋大が復路2位で、総合4位まで追い上げる意地を見せた。
10区の清野太雅(3年)が区間2位の快走で3位の駒大に2秒差に迫るフィニッシュで、継続中では最長の17年連続のシード権を獲得した。

今回の箱根駅伝は、順天堂、中大が大健闘しましたし、東京国際大も底堅く、次のシーズンで新たな旋風を巻き起こしそうです。

國學院の9区平林清澄選手の走りは、出雲、全日本に続き清々しいものでした。

順天堂、中大、東京国際大、國學院、帝京など力をつける大学が増える一方、東海、早稲田がシード権を失うという戦国駅伝において、17年連続のシード権、あと一歩で総合3位という東洋大の安定感は際立っています。

そして、東海、早稲田、明治がシードを逃したため、今秋の予選会は激戦となりそうです。

新年早々、来年の箱根が楽しみになりました。

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