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シネ・レコーディング
育った環境や文化の背景にもよりますが、死ね、という言葉はわりとカジュアルだったりします。
人に投げかけてはいけませんが、心の中でつぶやいたり、誰もいないところで地面に穴掘って叫ぶなど工夫をすれば問題ありません。
無理に封印することで、死ね、がいつのまにか、死のう、死にたい、に変質してくる恐れがあります。それをしないために。
心の中の、死ね、を上手く発散させて殺さないと、誰かや、自分自身を殺すことになります。
感情を限界まで押し殺すことが美徳、というか暗黙のルールになっているため、なかなか発しづらい言葉ではありますが、心の中では自由です。むしろポジティブかもしれません。
ただし、心の中で死ね!と叫ぶことで、死ね!をちゃんと殺す(→昇華させる)にはコツがあります。その時の状況を記録するんです。
・自分の精神状態
・相手の、どんな言動にそう思わされたか
・普段相手は自分にとってどういう存在か
・相手に改善の余地、可能性があるか
ここで、決して自分を責めないこと。状況を淡々と記録すること。
こんな実践で、自分自身に刃を向けるのを防ぐことができるし、その相手も自分の中で一旦殺すことでまた生き返ることができます。死ね、が実はアイラブユーだった、なんてことに気付くことも、ままあります。
そのうち、死ね、のレコードが蓄積されてきたら、あらまあびっくり、スピっぽく言うと魂が成長していることに気がつくでしょう。
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死、はわりと近くて、急がなくてもいつかやってきます。死ね、をレコーディングしながらカジュアルに使うことによって、与えられた命を大事に使い切りましょう。
育ちのいい人は、別の言葉に置き換えてもよし(ウンコ、カス、バカ、お小水、おファッキン、など)、とにかく発散をしながら自己分析するんです。絶対的な悪って意外とないもんです。
と、先程自分自身に言い聞かせたところです。実践はまだしていません(←アホ)
〈FINE〉