母を選挙に連れて行ったよ
今朝は選挙、開始時刻の朝7時に連れていけというので朝5時にお粥が仕上がるように仕込み、朝から食えないと案の定言われ、歯軋りしながら行ってきました。
道中やはりその意識の高さからか荒ぶっており、後部座席からパワハラ野郎さながらの演説をぶっていて僕は笑顔でストレスMAX。安定のネトウヨ老人だ。投票所着いて車椅子乗せても杖で方向指示しながら威張ってる。晩年の内田裕也かよ。
、、、と、でも帰りはなぜか身も心もスッキリ。なんだろこの感覚。
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母は2週間前から投票日のことを気にしていて、やっぱ親の世代は投票への意識が高いなあと思いますね。我々の世代も老害だの思考停止だの文句言ってる間に投票して数で抵抗するしかないではないですか(演説口調で)。
投票所まで辿り着けない高齢者はかなりいるだろうな。意識が高いのに身体がいうことをきかないのは不憫だな。福祉施設は連れてってくれるとこもあるみたいだけど少ないだろうね。タクシーで行く方もいるが台数が限られてるだろう。
ああ、これはゆるやかな棄民だな。
なんて悲しいことは言わないでどうするかを考えたいとこですよね。
ネットは使えない方が多いでしょう。霊界と半分繋がってる方は別としてテレパシーが使える方は少ない。
思いきりレガシーな伝書鳩はどうだろう。新沼さん出番。しかし悪い団体にパチンコで撃ち落とされ、傍受されるかもしれない。
そして、鳥がまた出てきて恐縮ですが、九官鳥を1戸ずつ配って候補者名を喋ってもらい、選挙の日に一斉に投票所に飛んで帰ってくる。帰巣本能を完璧に仕込むのに相当なコストがかかる。可愛さ余ってカラースプレーで着色されてるかもしれない。
防災行政無線60MHzが届かないところには個別受信機が配られるのですが、その仕組みで選挙前に候補者名が書かれた押しボタンを仕込んだ発信機を配、、
と色んな想像して気持ちを逃がしながらおつとめを果たしてきました。
選挙か。認知症の疑いがある親を、子の意思で、親がなんて言おうがスムーズに診察させる体制、ケアマネ拒否したら逮捕、という法整備してくれるひとに投票しようと思ったらそれらしいのはありませんでした。
きっとサンタさんなら聞いてくれるのかもしれません。
〈FINE〉
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