見出し画像

酸化を防ぎ、病気をブロック!ポリフェノール

 今日の夕飯は頂き物のカニと 前日の残りを食べます。 カニにまつわることわざと言えば『蟹の高這いは大雨になる』というのがあります。高這いとは高いところに這い上がること。蟹の習性として、大雨になる前は高いところに避難するので、カニの高這いを見たら大雨になると予測することができる事を意味します。

 今回はポリフェノールについて説明していきます。ポリフェノールは複数の水酸基(OH基)をもつ化合物の総称です。植物の色素やアクの成分に多く含まれている成分で、ほとんどの植物に存在しています。強い抗酸化作用があり、がんや動脈硬化などの原因となる活性酸素を封じ込める働きがあります。

 代表的なポリフェノールの種類を5つ紹介します。

 ①カテキン・・・殺菌作用があり緑茶に多く含まれる

 ②ケルセチン・・・抗アレルギー、抗がん作用があり玉ねぎの薄皮やそばに多く含まれる

 ③アントシアニン類・・・視力回復、皮膚やコラーゲンの生成促進、肝機能向上の働きがありブルーベリーや赤ワインに多く含まれる

 ④イソフラボン・・・女性ホルモン類似作用があり大豆に多く含まれる

 ⑤カカオマスポリフェノール・・・抗アレルギー、疲労回復の働きがありココアに多く含まれる

赤ワインはポリフェノール食品の代表的な存在ですが、赤ワインを日常的に飲むフランス人は脂肪分の摂取が多いにも関わらず、動脈硬化性の疾病が少ないというデータがあります。これによりポリフェノールが注目されるようになりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?