どうアプローチするか?
問題文としては、誘導してくれているつもりなのでしょうが,確率の問題を解くオーソドックスなやり方で、
分母がいくつになるか?(図表で全部を列挙)
↓
そのうち条件に合う分子がいくつあるか?
と淡々と進めていきましょう。
(1)は・・・?
まずは偶然がいくつ起こるか? 同時に2枚のカードを取り出すのですから、偶然は2つ起こります。表をかいて考えましょう。
同時に2枚取り出しますので、表はいじる、ペアを消すC型の表になります。
表は次のようになります。和と、その結果とまるマスの記号を,それぞれの枠に書き入れておきます。
ここまで準備をして(1)に答えるわけだが、Dのマスにとまるのは問題文の表現であらわせば、(1,2)のほか、(2,5),(3,4)ということになります。
(2)は?
[3]が2枚あるので、2枚を[③],[3⃣]と区別しておくと、同様に確からしいことを並べることができます。
コマがAのマスに止まるのは,上の表のように(1,③),(1,3⃣),(③,5)(3⃣,5)の4通り、Cのマスに止まるのは同じように(1,5),(③,3⃣)の2通りです。表による説明は「答」のようになります。
答
なお、福岡県教委は樹形図による解答例を示しています。説明する際は,樹形図または表を示し…となっているので、表でも図でもどちらでもよいでしょう。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/520237_60203419_misc.pdf
応用編❷動かす②-循環型