神奈川県|公立高校入試統計問題2023
(i)データから箱ひげ図
まず、資料1を、データの値が小さい順に並べ替え、中央値・第1四分位数・第3四分位数を求めます。
箱ひげ図に必要な5つのデータを整理すると
この5つのデータすべてがあっているものは
2番です。
(ii)
1つ1つ見てみましょう。
最頻値
最頻値とは、データの値の中でもっとも多く現れる値のことです。議案Yに賛成した人数を表しているのが資料2ですから、このデータを見ると、
確かに、20人がいちばん多く現れています。この選択肢は正しいですね。
データの合計
議案Yに賛成した人数を表している資料2のデータの値を、すべて合計すると220。
議案Zについては資料3を見ますが、平均値が23で、データ数は10クラス分10個ありますから、その合計は23×10=230。
この選択肢は間違いですね。
中央値
議案Yについての資料2のデータを小さい順に並べると、
議案Yに賛成した人の中央値は20と24の平均ですから22。確かに議案Yの中央値の方が大きいですから、この選択肢も正しいです。
四分位範囲
議案Yについての資料2のデータを、小さい順に並べると、
四分位範囲は第3四分位数と第1四分位数の差ですから、25-20=5。確かに、議案Yの方が議案Zより、賛成した人の四分位範囲は小さい。
答
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