見出し画像

埼玉県追試験|公立高校入試確率問題2024

 1から6までの目が出る1つのさいころを投げるとき,1の目が出る確率は$${\dfrac{1}{6}}$$です。この確率の説明として最も適切なものを,次のの中から一つ選び,その記号を書きなさい。
 ただし,さいころはどの目が出ることも同様に確からしいものとします。
 さいころを6回投げるとき,そのうち1回はかならず1の目が出る
 さいころを6回投げるとき,1回しか1の目は出ない。
 さいころを3000回投げるとき,500回ぐらい1の目が出る
 さいころを3000回投げるとき,少なくとも500回は1の目が出る。

学校選択問題も共通

分類:2 偶然がいくつか起こるときの確率

確率は実際には「ぐらい」しか言えない

 答えは「ウ」です。確率を実際の出来事に当てはめて考えるときは「必ずこうなる」ことを示す数値ではなく,「やってみたらこのぐらい」を表すことしかできません。こちらの解説を読んでください。

 の選択肢にある「かならず」とかの選択肢にある「しか」とかの選択肢にある「少なくとも」といった確定的なことは言えないのです。(まるで国語の選択肢問題を消去法で解くみたいな話ですが)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?