栃木県|公立高校入試確率問題2024
分類:13 取り出して、戻してもう1回
(1)は戻さない
(1)と(2)で玉の取り出し方が異なることに注意しましょう。(1)では,Aさんが取り出した玉は戻しませんので,たとえばAさんが③の玉を取り出したら,Bさんは③の玉を取り出すことはできません。
また,[Aさんが④の玉を取り出してBさんが①の玉を取り出すこと]と[Aさんが①の玉を取り出してBさんが④の玉を取り出すこと]は,ことなるできごとですので,区別をして場合の数を数えます。
表を活用すると,次のようになります。
2人の玉の取り出し方は,表のそれぞれのマス目に対応しますから,その数を数えて,(1)の答えは20通りということです。
(2)は戻す
一方(2)では,Aさんが取り出した玉は戻してしまいますので,たとえばAさんが③の玉を取り出し,Bさんが③の玉を取り出す,ということは可能です。(2)では起こり得るすべての場合は25通りです。(1)とごっちゃにしないように,気をつけてください。
条件は「和が7以下」でしたので,表を(たてでも横でも)順番に埋めていくと,7のところになったらそこから右下の方は8以上になりますので計算しなくてもよいですね。
当てはまる場合は19通りありますので,その確率は$${\dfrac{19}{25}}$$です。
答
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