鳥取県|公立高校入試確率問題2021 基礎計算研究所 2022年10月24日 06:32 右の図のような1~6までの目がある1個のさいころを2回投げて1回目に出た目を$${a}$$,2回目に出た目を$${b}$$とする。このとき,積$${ab}$$の値が12未満となる場合と12以上となる場合とでは,どちらの方が起こりやすいか。次のア~ウからひとつ選び,記号で答えなさい。また,そのように判断した理由を,確率を計算し,その値を用いて説明しなさい。 ただし,さいころの目はどの目が出ることも同様に確からしいものとする。ア 12未満になることの方が起こりやすい。イ 12以上になることの方が起こりやすい。ウ どちらも起こりやすさは同じ。分類 9「分子判定の基礎④」積が○(以上・以下・未満)素直に表で さいころ2回なので、表で考えましょう。積が12未満になるところにだけ積の値を書き入れておきます。(12未満には12は含まれませんよ!) 答ア(説明) 積$${ab}$$が12未満になることの確率$${p_ア}$$を求めると、$${p_ア=\dfrac{19}{36}}$$である。一方、12以上になることの確率$${p_イ}$$は$${p_イ=1-p_ア=1-\dfrac{19}{36}=\dfrac{17}{36}}$$と計算で求められる。 $${p_ア>p_イ}$$なので、アの12未満になることの方が起こりやすいと判断できる。 ダウンロード copy #数学 #高校受験 #確率 #高校入試 #中学数学 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート