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融合問題編《D2》座標平面上の図形-2点の距離・線分の長さ

 右のⅠ図 のように,-2,-1,0,1,2の数が書かれた玉が1個ずつ入っている箱がある。この箱から玉を1個取り出し,玉に書かれている数を調べ,この玉を箱にもどす。次に,もう一度この箱から玉を1個取り出し,玉に書かれている数を調べる。はじめに取り出した玉に書かれている数をa,次に取り出した玉に書かれている数を b として 右の 図Ⅱに,点P( a ,b)をとる。
 このとき,次の問い(1)・(2)に答えよ。ただし,箱に入っているどの玉が取り出されることも同様に確からしいものとする。
(1)点Pが,直線y =x 上にある確率を求めよ。
(2)原点Oから点Pまでの距離が√5となる確率を求めよ。

京都府2018
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(1)
 点P$${(a,b)}$$が直線$${y=x}$$上にある,と言うことは、$${x=a}$$, $${y=b}$$を$${y=x}$$に代入して、結局$${a=b}$$であればいいわけですね。表を書きましょう。

 $${\dfrac{5}{25}=\dfrac{1}{5}}$$

(2)表は次のようになりますね。

 

 求める確率は8/25。

答え   (1)1/5   (2) 8/25

類題
沖縄県2021、富山県2020,熊本県2020A、熊本県2018A、沖縄県2015、千葉県2016,茨城県2014


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