宮崎県|公立高校入試統計問題2023
ある区間に含まれるデータの個数
2001年の30度以上の区間を見てみましょう。
第3四分位数よりも大きい値となりますので,この区間に含まれるデータの個数は半分以上ということはありません。(全体の25%以下,ということが読み取れます)
ですから,この選択肢は正しくありません。
箱ひげ図と平均値
箱ひげ図には平均値のデータは使っていません。別に書き込まれてもいないので,この箱ひげ図からは読み取れません。
ですから,正しいとは言えません。
ある区間に含まれるデータの個数その2
25℃以上の区間を見てみましょう。
どちらも,第1四分位数は25℃以上ですから,この区間にあるのは75%以上のデータ,ということまでは読み取れますが,それよりもわかることはありません。
線の長さに惑わされてはいけません。2021年がたとえば第1四分位数よりも小さい値がすべて最小値,というデータでも,この箱ひげ図になることがあります。
ですから,正しいとは言えません。
データの散らばりの程度
3つとも選択肢は選べませんので,エが正解,ということになりますが,ちゃんと確かめてみます。データの散らばりは,最大値と最小値の値の幅,つまり範囲を考えてみるといいでしょう。
確かに2021年の方が2001年より小さいですね。ですからこの選択肢が正しいといえます。
答
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