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熊本県B|公立高校入試確率問題2023

 下の図のように箱A,箱Bの2つの箱がある。箱Aには2,4の数字が1つずつ書かれた2枚の赤いカードと2の数字が書かれた1枚の白いカードが,箱Bには3,6の数字が1つずつ書かれた2枚の赤いカードと3,4,6の数字が1つずつ書かれた3牧の白いカードが入っている。箱Aと箱Bからそれぞれ1枚ずつカードを取り出し,取り出した2枚のカードを用いて次のように得点を決めることにした。

・取り出した2枚のカードの色が同じときは,その2枚のカードに書かれた数の積を得点とする。
・取り出した2枚のカードの色が異なるときは,その2枚のカードに書かれた数の和を得点とする。

① 得点の最大値を求めなさい。
② 次の[ア],[イ]に当てはまる数を入れて,文を完成しなさい。ただしカードが取り出されることも同様に確からしいものとする。
   得点が[ ア ]点となる確率が最も高く,その確率は[ イ ]である。

① 偶然2つなので表をかきましょう

 お互いに関係のない2つの偶然が起こりますから,表をかいて,すべての場合の数を考えることにしましょう。

 カードの色が同じときは積,異なるときは和なので・・・


 注意して得点を計算して表を埋めてみましょう。

 得点の最大値は 24 になっていますね。

② 確率が高いのは・・・

 いちばん多いのは,得点が8点の場合ですので,その確率も高くなります。

 起こりうるすべての場合は15通りで,そのうち8点となるのは上の表の4通りですので,その確率は$${\dfrac{4}{15}}$$となります。

① 24点    ② ア    イ $${\bm{\dfrac{4}{15}}}$$


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