東京都|公立高校入試確率問題2023
分類 20 見た目同じことが起こる偶然 色玉
見た目同じことが起こるときに大切なのは、「同様に確からしい偶然」になるように分解することです。この場合、袋の中から玉を1個取り出す時に同様に確からしく起こるのは「赤玉を取り出すこと」「白玉を取り出すこと」「青玉を取り出すこと」ではありませんね?
青玉4個に区別をつけて❶❷❸❹と表すことにすると、「赤玉を取り出すこと」「白玉を取り出すこと」「❶玉を取り出すこと」「❷玉を取り出すこと」「❸玉を取り出すこと」「❹玉を取り出すこと」の6つのことがらが同様に確からしく起こります。
これをもとに、同時に2個の玉を取り出す表をかきます。取り出した2この玉には順序は関係ありませんから対角線をはさんで同じものが出てくるので、ニコイチにして考えて、このnoteではC型の表と呼んで、左下の方を最初から消して表をかきます。
2個の玉の順番を考えないとすると全ての場合は15通り。2個とも青になるのは表から6通り。ですからその確率は$${\dfrac{6}{15}=\bm{\dfrac{2}{5}}}$$ということになります。
答
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