熊本県B|公立高校入試確率問題2018
分類:応用〈2〉 動かす② 循環型
①は、ゆっくり考えます。
1回目、1の数字が書かれた白玉なので反時計回りに1つ動いてPはBのいちに,そして2回目に2の数字が書かれた赤玉なのでそこから時計回りに2つ動きます。PはDの位置に動くのですね。
②は表をかいてみるけど・・・?
どんな表をかいて考えましょうか。ここでは、1回目の取り出した玉の結果によってまずPがどこにいるかを書いておいて、次を考えることにします。
すると、「赤の1」「白の3」が出たときは同じDの位置にあります。「赤の3」[白の1」が出たときには同じBの位置にあります。そして,どこからスタートしても2回目に「赤の3」と「白の1」は結局同じ位置にあることがわかります。そうすると、表を埋めるのも同じことを書けばよいので、楽になります。
というわけで、表の各枠には2回目の結果を埋めていくことにしましょう。
でき上がった表を見ると、
A→9通り
B→4通り
C→8通り
D→4通り
最終的にAに止まっていることが多く、その場合の数は9通り、したがって求める確率も$${\bm{\dfrac{9}{25}}}$$となります。
答
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