長野県|公立高校入試統計問題2022
問題1
小さい順に並んでいるので,番号をつけましょう。
データの総数は16ですから,中央値は【8】番目と【9】番目の平均値です。
ですから, (15+19)÷2=17(分) と求めることができます。
問題2
① 標本推定
手順2でつかまえたコイ30匹に対して,9匹のコイに印がついているので,その比は
30:9=10:3
池にいるコイの総数と,手順1でつかまえたコイ50匹の比も 10:3 であると推定されます。池にいるコイの総数を$${x}$$匹であるとすると
$$
\begin{array}{rcl}
10:3 & = & x:50 \\
x &=&10×50÷3 \\
&=&166.66…
\end{array}
$$
答えは,一の位を四捨五入して答えますので,およそ170匹と考えられます。
② 標本調査が適している調査
標本調査は,ある集団の状況を,すべての対象を調べることなく,その一部を調べてその結果から,全体の状況を推定することが目的で行われます。
国勢調査は正確に人口を調べるための調査ですし,歯科検診はだれが歯に問題を抱えているかを一人一人つかむために行われますので,標本調査は適していません。
一方,世論調査や視聴率調査は,対象全員に調査を行うと莫大な費用や時間がかかります。一部を調べて全体の状況を推定するのが適切と考えられます。
答
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