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岐阜県|公立高校入試統計問題2024

 ある店で,月の31日間,毎日ケーキとプリンが売られていた。下の図は,ケーキとプリンが8月の各日に売れた個数について,それぞれのデータの分布の様子を箱ひげ図に表したものである。この図から読み取れることとして正しいものを,から全て選び,符号で書きなさい。
 ケーキとプリンでは,最大値が同じである。
 ケーキとプリンでは,中央値が同じである。
 ケーキとプリンでは,プリンのほうが四分位範囲は大きい。
 ケーキとプリンでは,ケーキのほうが19個以上売れた日は多い。


ア 最大値

 最大値は箱ひげ図では,右側のひげのいちばん右端です。

 見るからに違いますね。この選択肢は間違い。

イ 中央値

 中央値は第2四分位数のことで,箱ひげ図では箱(長方形)の中にかかれている縦棒が表しています。

 同じですね。この選択肢は正しいです。

ウ 四分位範囲

 四分位範囲とは第3四分位数と第1四分位数の差で,箱ひげ図では箱の長さで表されます。

 ケーキのほうが1目盛り分だけ長いですね。ですから,この選択肢は間違い。

ある区間に含まれるデータの大小

 19個以上の区間を見てみましょう。


 ケーキは第3四分位数から最大値までを含んでいますので,約25%以上のデータを含んでいることがわかります。
 一方プリンは,第三四分位数が含まれていませんので,25%よりは少ないはずです。
 日数は同じですから,この選択肢は正しいです。

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