1(1)中央値
1番ではデータの個数は95人分ですから,データを小さい値から順に並べたときに中央値は,
ちょうど【48】番目にあたるデータの値となります。ヒストグラムで累積度数を見ると,
【48】番目のデータは,ぎりぎり30文字以上40文字未満の階級にあります。
1(2)
ヒストグラムから40文字以上の度数
をすべてたして12+4+2+1=19でもいいですし,せっかくさっき40文字未満の累積度数を計算しているので95-76=19で求めてもいいでしょう。
あとは割合を百分率で求めますから
19÷95×100(=1900÷95)=20
という筆算,あるいは分数で
$${\dfrac{19}{95}×100=\dfrac{19*100}{95}=\dfrac{19×20}{19}=20}$$
という約分ができるかどうか,という問題,ということになります。
2(1)
相対度数とは,度数の合計に対するその階級の度数の割合です。全体の度数(総度数)が異なるデータを比較するときに,割合で比べる方が妥当ですね。
ですから,選択肢として選ぶのは,エの「全体の度数」です。
2(2)
2つの度数分布多角形を比べると
●分布の形は,ずらすとほぼ重なりそうな似た形をしています。
山が1つで,データの散らばり具合がほぼいっしょです。
●分布は,60分以上(②)の度数分布多角形が1分間あたりの文字入力数が多い右側の方に寄っています。
この2点を指摘して説明すればよいでしょう。
答