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中学校で学ぶ確率(公立高校入試問題から)

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中学校で学ぶ確率の問題を、公立高校入試問題から、コレでもかというくらいにスモールステップに分けて0から説明をしています。特に確率を「教えにくい」と思っていた10年前の自分に向けて…
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#計算

◆目次◆中学確率 高校入試問題を分析・分類してみる

◆目次◆中学確率 高校入試問題を分析・分類してみる

 確率を解くときに必要な考え方を細かく分けて、順番に並べてみました。伝えたいこと(知ってもらいたい考え方・できるようになってもらいたいこと・覚えてもらいたいこと)1つにつき1問、という構成にしてありますので、とってもまどろっこしく感じるかも知れません。また、説明の仕方も樹形図よりも表を中心にしていて、前での説明を使って次の説明をしている部分はさかのぼってみてもらわないと、説明の意味が分からないかも

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融合問題編《C1》座標・関数-座標が決まる

融合問題編《C1》座標・関数-座標が決まる

分母は・・・

 大小2つのサイコロを同時に、なので36。ここは、もういいですね?

分子は・・・

 「点Pが1次関数$${y=-x+8}$$のグラフ上の点となる」とは、$${x}$$の値を式$${-x+8}$$に代入したとき、$${y}$$の値になるとき,ということにほかなりません。
 融合問題のミソは、こういう[読みかえ]の力、言いかえれば「つまりこういうこと」と,問題を解くのに使いやすい形

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中学数学と高校数学の問題のとき方の違い

中学数学と高校数学の問題のとき方の違い

高校数学

●等確率の確率計算の準備としての場合の数

 ・和の法則、排他事象
 ・積の法則

 ・順列
   ・順列
   ・階乗
   ・応用
   ・円順列
   ・重複順列

 ・組合せ
   ・組合せ
    ・応用
   ・組み分け
   ・同じものを含む順列
   ・(重複組合せ)

 ・確率計算の基本
   ・試行と事象
     ・全事象、空事象
   ・和事象
   ・積事象

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