人混み系美術展で楽しく鑑賞するには

人混み系美術展とは、人だかりと行列ができる美術展のことです。例えば古代エジプト展、フェルメール展、印象派展(モネ・ゴッホ・ルノワール)、若冲展などです。この辺りの美術展は、ほぼ確実に混みます。←エジプトフェルメール印象派若冲は混む、と覚えておくと心構えできるので便利です。

人混み系美術展は、

じっくり見たいのに、人が多くて作品の前に立ち止まれない(立ち止まらないでとアナウンスされる)

美術館に入る前に行列に並ぶ

結局ひと目みただけで、見た気がしない

・疲れる

・でも見たいから行く

と鑑賞するのにとてもエネルギーを使います。少しでも楽に、また楽しく見るにはどういう対策をするのが良いのでしょうか?

1 事前にできることを済ませておく

2 時間を多くとって、後の予定を入れないようにする

3 他人を意識しない

4 見たいものから見る

と言う対策がおすすめです。

1 事前にできることを済ませておく

事前にできることは、

チケットと100円玉を用意しておくこと(美術館の友の会に入ると会員証で入れて無料で見れたりします。100円玉はロッカー代です)

メインの作品は何か調べておくこと(初来日作品など)

早起きすること(開館と同時に行くため)

・行列に並んでる間の暇つぶしグッズ(本など)、歩きやすい靴を用意すること

です。

美術館に入ったら、貴重品だけを持って、ロッカーに荷物を預けるとよりラクに見て回れます。

2 時間を多くとって、後の予定を入れないようにする

絶対混む、、とわかっていても、実際にどれだけ混雑しているのか行ってみないとわからないですよね。

もし美術展のその後に大事な予定やお店の予約を入れていると、タイムリミットができてしまうので、より焦ったりイライラしたり駆け足で見なくてはいけなくなったりと、心に余裕が持てなくなってしまいます。

なので、時間は多くとって後の予定を入れないようにすると心に優しいです。

3 他人を意識しない

他の鑑賞者の存在(会話の声や意見など)やスタッフのアナウンス(声)をシャットアウトしましょう

修行のようですが、ストレスを減らせます。人の声を聞くと気になってしまい鑑賞しにくくなるものです。心を鎮めて聞かないようにするか、音声ガイドを活用したり、どうしても難しい場合は耳栓もありですね。

私は、心を鎮めて聞かないようにしています。

4 見たいものから見る

メインの作品はじっくり見たいですよね。なので、順路に従うのではなく、入ったらまずメインの作品を探して最初に見るのがおすすめです。メインの作品は、だいたい順路の半ば〜後半に展示しています。

先に見るメリットは、疲れる前の元気なうちに見れることと、見たいものは見た満足感が得られることです。

その後、また戻って順路通りに見たり、他の見たい作品を見たりして鑑賞ルートをあなたらしくカスタマイズしましょう。

そのためには歩きやすい靴で行く、こまめに休憩する、とより疲れにくく楽しく鑑賞することができます。

少しでもストレスを減らして、貴重な作品を見れる機会を大いに楽しみましょう!

それでは、あなたのお役に立てれると嬉しいです。

*モネの睡蓮の画像はウィキペディアから

いつもありがとう😊