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大丈夫ですよ。全部気圧のせいだから。
こんばんは。
みなさん今日も一日お疲れさまでした。
今日のような低気圧の日に体調が優れなくなるという方も多いのではないでしょうか?
低気圧によって、頭痛、腰痛、肩こり、耳鳴り、めまい、吐き気がしたり、関節や古傷が痛くなったりするこの症状。実は「気象病」と呼ばれています。
今回はこの厄介な気象病の原因と対策についてお話しします。
気象病の原因
まず気象病になってしまう原因の一つとして、気圧の低下によって空気中の酸素の量が減少してしまうことがあげられます。これによって身体や脳がうまく酸素を取り入れることができず酸欠状態になり、頭痛や吐き気などの症状がでてきます。
また、酸欠状態になることから自律神経の乱れにも繋がります。低気圧で酸欠状態になると、身体を休めようと副交感神経の方が優位になって身体がだるい、重いと感じるようになります。
そしてさらに厄介なのが、自律神経の乱れによる代謝機能の低下。代謝機能がうまく働かないことから、身体に有害なものを排出することがうまくできなくなり、血行不良、むくみによる関節痛などの症状が出てきます。
気象病への対策
まずはこまめな水分補給をして、身体の余分な水分を排出し血行をよくしましょう。水分を摂ると新陳代謝が高まるため、発汗作用や利尿作用が活発になり、むくみの原因となる余分な水分を排出することができます。
むくみ解消の対策としては、湯船に浸かる、カリウムの多い食材を摂る、マッサージなどが有効です。
気象病に効く『くるくる耳マッサージ』
— 太陽堂|新宿区の漢方薬局 (@taiyodo_kampo) April 13, 2020
①両耳をつまみ上下横に5秒ずつひっぱる
②耳を横に引っ張りながら後ろ方向に5回まわす
③両耳を包むように折り曲げて5秒キープ
④手のひらで耳を覆い後ろ方向に円を描くように5回まわす
これを5セットおこなうと内耳の血流がよくなり自立神経が整います。 pic.twitter.com/MrtRiScymS
また意識的に深呼吸をおこなうことも大切です。深呼吸のコツは「息を吐き切ること」。息は吐くことが出来れば自然に吸うことが出来るので、深く吐けば吐くほど深く吸えます。血流が悪くなっているので、血液に酸素をたくさん送り込見ましょう。
そして一日の終わりには入浴をして交感神経が優位に働くようにしましょう。夜になっても神経が緊張したまま睡眠が不安定になると、自律神経は乱れる一方。そこで最も有効なのが入浴。ぬるめのお湯(38〜40度)につかると身体は自然とリラックス状態になります。入浴で上がった体温が下がり始めるタイミングで眠る習慣をつけましょう。
これらの方法で少しでもみなさんの症状の改善につながって、雨の日が憂鬱ではなくなりますように。
それでも低気圧で体調が優れないときは仕方がない。
だって「全部気圧のせい」だから。(^^)
漢方薬局 太陽堂