はじめての台湾一人旅で現地の人の優しさに感動した
はじめての台湾一人旅では現地の言葉が分からず、色々トラブルに見舞われました(汗)
言葉が通じないのは思っている以上に大変です。
でも、台湾には日本語を話せる方がたくさんおられ、旅行中にたくさん助けて頂きました。
ここは本当に海外か?と疑問に思うくらい、日本語を話せる方が多かったのが印象に残っています。
外国人観光客に人気の観光地だけでなく、ローカルな観光スポットでも日本語が話せる方と出会いました。
台湾ひとり旅の準備
はじめての台湾一人旅ではツアーを利用せず、完全な自己手配に挑戦しました。
航空券、ホテルの予約、空港からホテルへの交通手段、ホテルのチェックイン、チェックアウトなどなど、、、
個人旅行は自分でしなければいけないことがたくさんあります。
すべて自分でやるので大変でした。
海外旅行保険にも加入しました。
保険料は4,730円です。
航空券、ホテルの予約、海外旅行保険の加入を済ませたら、あとは台湾へ飛び立つのみ。
沖縄経由で台湾へ
わたしは沖縄経由で台湾へ行くことにしました。
直接台湾へ行くのと比較しても、航空券代は高くなかったです。
沖縄行きの航空券を持ち、那覇空港に向けて出発。
那覇空港に到着後、レンタカーで美ら海水族館を目指します。
美ら海水族館近くのペンションにチェックイン。
到着したのは18時ごろです。
チェックインを済ませて、美ら海水族館にいきました。
閉館間際だったのでお客さんが少なく、巨大水槽で泳ぐジンベイザメをゆっくり鑑賞できました。
その後、有名なステーキハウス88でステーキを食べ、ペンションの冷蔵庫にあった台湾オリオンビール(無料)を飲んで就寝。
翌日、那覇空港から飛行機で台湾へ向かいました。
フライト時間は約1時間で、あっという間に台湾へ到着です。
台湾の空港から宿泊先のホテルへ
台湾の空港(桃園空港)からホテルへはバスで移動します。
空港内にあるバスターミナルの場所はすぐに分かりました。
ただ、どこで切符を買ったらいいのか、どのバスに乗ればいいのか、あまり調べていなかったので戸惑いました。
ようやく券売機を見つけ操作しようとしたものの、チケットの購入方法が分からなかったです。しばらくすると、近くにいた空港ボランティアの女性が操作方法を教えてくださいました。
無事に台北駅行のバスチケットを購入し、バスに乗り込みます。
バスに揺られること約1時間。
台北駅に到着しました。
バスの運転手さんがスーツケースをおろしてくれます。
スーツケースを引きずり、MRT台北駅へ。
台北駅はとても広いので、少し迷いました。
駅構内の案内表示板に従って進み、歩くこと10分ほどでMRT台北駅に到着。
MRT板南線に乗車し、忠孝復興駅で下車。
忠孝復興駅でMRT文湖線に乗換え、南京復興駅へ。
MRTの券売機は日本語に対応していますし、最近ではVISAタッチに対応するなど、日本人観光客でも使いやすいです。
南京復興駅から徒歩5分ほどの場所にあるホテルに向かいます。
駅前の交差点、どちらに進めばよいか迷いました。
方向音痴の私は、駅前にある地図看板としばらくにらめっこすることに。
1分くらいにらめっこしていたら、20代くらいの地元のOLさんに後ろから日本語で声をかけられました。
「どこにいきたいですか?」
一瞬だけ頭に?マークが浮かびましたが、どうやら道を教えてくれるみたいです。
後ろ姿だけでなんで日本人ってわかったんだろう?
何で日本語を話せるんだろう?
その女性はホテルがある方向を教えてくれるだけでなく、「近くだから」とホテルまで一緒についてきてくれました。
ホント親切で、感動してしまったのを覚えています。
歩きながら、どうして日本語を話せるんですか?
と質問したら、近くの日系の企業で働いているからと教えてくれました。
ひとり旅はやはり、一期一会の出会いがあるのがいいですね!
ところが、ホテルのチェックイン時にトラブルが発生。
「チェックインプリーズ」と言って、パスポートを見せればチェックインできると思っていたんですが、できなかったんです。
最初は中国語、途中からは英語で何か言われましたが、まったく聞き取ることができませんでした。
困った顔をしたフロントの方が、奥にいたスタッフに声をかけます。
その方は日本語が話せるスタッフだったので、チェックインの説明を日本語で聞くことができました。
日本語が話せるスタッフの説明では、チェックイン時にデポジットとして現金またはクレジットカードの提示が必要とのこと。
デポジットの金額は、日本円で約2万円でした。
デポジットはチェックアウト時に戻ってくるんですが、旅行最終日(チェックアウト時)に、2万円分の台湾ドルが返ってきても使いきれません。
クレジットカードを提示し、無事にチェックインができました。
ホテルに着いたのが19時ごろ。
そのあと、士林夜市で夜ごはんを食べました。
翌日朝早い出発のため、お酒は飲まずに就寝。
台湾ひとり旅2日目
2日目は朝から新幹線に乗り、台中に向かいます。
事前にJTB公式サイトで、3日間乗り放題チケットを予約していました。
3日間乗り放題で約1万円です。
乗り降り自由で新幹線を使うことができます。
台北駅をあとにし、台湾最大の湖 日月潭(リーユエタン)を目指します。
日月潭には台中駅からバスで1本で行けます。
台中駅から日月潭まではバスで1時間半です。
連休前の金曜日だったため人が多く、日月潭の途中にある九族文化村駅で降りました。
長いバス移動中にネットで九族文化村や日月潭について色々調べ、降りたほうが効率がよさそうだと思ったので急遽変更。
結果的にはこの行き方が正解でした。
日月潭には、九族文化村からロープウェイでいけます。
ロープウェイから見える広大な湖と山々は最高でした。
ロープウェイを降りた後は湖の周囲を散策し、船に乗船。
ゆったりとしたクルーズを楽しみ、対岸の日月潭のバス停から台中へと戻りました。
台中観光を終えて、台北のホテルへ戻ります。
台中で宿泊することも考えていたのですが、スーツケースを持って移動するのが大変なのと、何度もホテルにチェックインするのは不安だったのでやめました。
台北に戻ってきて、遼寧街夜市にある鵝肉城活海鮮で夕食。
鵝肉城活海鮮は、安住紳一郎さんと吉田羊さんも訪れているお店です。
おふたりはテレビ番組の取材で訪れたようでした。
鵝肉城活海鮮は台湾式居酒屋のお店で、大きなテーブルをみんなで囲んでわいわいと食べる感じです。
地元の方たちが7、8人ぐらいでワイワイ食べているテーブルが複数あるなか、8人は座れるであろう大きなテーブルにひとりポツンと座ってご飯を食べていたときはとても心細かったです。
メニューに料金は書いてなくて時価みたいな感じ。
適当に頼んだら、みんなでシェアして食べるサイズの大皿料理が運ばれてきました。
料理はおいしかったもののの、台湾式居酒屋(熱炒)はひとり旅でくるところではないですね。
お店を出てぼんやり考えながら夜市を歩いていると、またもや道に迷ってしまいました。
コンビニ近くの路地で地図をみていたら、コンビニから店員さんが走ってこっちに向かってきてびっくり!
なんかやばいことしてしまったか?と緊張していたところ、わたしが道に迷っているのを察して道を教えにきてくれたのでした。
そんなに長いこと地図を見ていたわけではなかったのに、困っているのに気づいて声をかけてくれたのには本当に驚きました。
台湾ひとり旅3日目
台湾一人旅3日目は、ホテルの近くの朝ごはん屋で朝食をとりました。
蛋餅(ダンピン)と豆漿(ドウジャン)。
蛋餅(ダンピン)は台湾版の卵焼き、豆漿(ドウジャン)は豆乳です。
どちらもおいしくいただきました。
朝ごはんを食べたお店は路上にあって、外に席がありました。
どういう風に注文するのかは分からなかったので、前に並んでいた人のマネをしました。
席に着いたら周りの台湾の方が次から次へと僕に話しかけてきてくれ、楽しい朝食になりました。
じつは朝食を食べる前にコインランドリーに行き、衣類を洗濯していました。
最初は使い方がわからず困っていたのですが、日本語が話せるおばあさんがやり方を教えてくれました。
朝食を食べ終わり、コインランドリーに戻ったときにもおばあちゃんがいて、洗濯物をたたむのを手伝ってくれました。
おばあちゃんが日本にいたときの話やお金の話など…
台湾の方たちはほんとうに優しくてフレンドリーです。
洗濯が終わった後はホテルで少し休憩。
その後、忠孝復興駅にある鼎泰豊(ディンタイフォン)で昼食をとり、足つぼマッサージへ行きました。
台北駅、中山駅周辺に移動して買い物を楽しみ、19時ごろにはホテル周辺に戻りました。
ホテル近くのお店で牛肉麺を食べた後、香港料理店で小吃(小皿料理)を食べて3日目が終了。
台湾ひとり旅4日目
この日は台湾南部の都市、高雄に行く予定を立てていました。
台北駅から新幹線に乗り、高雄の最寄り駅である左営駅に向かいます。
乗車時間は約2時間。
駅弁を購入し、食べながらの移動です。
あっという間に2時間が過ぎ、左営駅に到着。
左営駅から龍虎塔に向かいます。
龍虎塔は、左営駅から徒歩20分くらいの場所にあります。
タクシーで行く方も多いですが、わたしは歩いて向かうことにしました。
龍虎塔に向かう道中では、お寺や市場、大きな池、カラオケ大会をしているご年配の方たちなどの姿を見ることができました。
龍虎塔を後にして、世界で最も美しい駅のひとつに選ばれた美麗島駅を目指します。
高雄観光の下調べはあまり十分に行っておらず、徒歩5分のところに駅があるのを知りませんでした。
そのため、タクシーで美麗島駅を目指すことに。
周辺の路上でタクシーを止めて乗車したんですが、
「これはまずい」
と直感で思いました。
なぜなら、タクシーに乗っていた人は1人ではなく2人だったから。
こんなタクシーに乗ったのは、当然初めてです。
運転席におじさん、助手席におばさんが座っていました。
もう止めてしまったから仕方ないと思い、中国語がわからないため、美麗島駅の写真をみせ、ここに行きたいということを示しました。
それからの時間は心臓がバクバクです。
知らない土地で、2人が乗っているタクシーほど怖いものはありません。
おそらく、運転席のおじさんと助手席のおばさんは夫婦です。
タクシーに乗っているこちらのことなど一切気にせずに、大音量の音楽をかけ、何やら話しながらげらげらと笑っている様は、恐怖心を掻き立てるものでした。
しかし、どこかに連れ去られることもぼったくられることもなく、無事に駅に到着できたので一安心。
ほっとしたこともあって、美麗島駅は予想以上に美しく見えました。
美麗島駅から徒歩5分のところに、高雄で1番大きくて有名な六合夜市があるのでいってみました。
しかし、昼の夜市には誰もいなくて店も開いていません。
少しは開いている店もあるだろうと期待していたんですが、、、
美麗島駅に戻って地下鉄に乗り、高雄の愛河にいきました。
高雄は年中暑く、日差しが強い昼に出歩く人はほとんどいません。
愛河にも人がおらず、写真だけ撮ってすぐに引き返しました。
前もって調べておいた、愛河付近の有名な牛肉麺のお店で昼食をとり、グアバジュースを飲んで愛河の観光は終了。
15時ごろに左営駅に戻り、新幹線で台湾旅行初日にいった台中で下車。
乗り放題切符なので、途中下車もできます。
台中駅からタクシーで宮原眼科に移動。
20分ほどで到着しました。
タクシーは、宮原眼科と書いた紙を見せるだけで無事に乗れました。
宮原眼科の2階にあるレストランでアイスクリームを食べました。
アイスクリームと飲み物のセットはボリューム感たっぷりです。
台中では宮原眼科でアイスクリームを食べただけ。
そのままタクシーで台中駅に引き返し台北駅まで戻りました。
台湾ひとり旅5日目
5日目は午前中に台北市内を観光して、午後3時ごろに空港に向かいます。
ホテルをチェックアウト後、荷物をフロントであずかってもらい出発です。
華山1914文創園区や誠品書店、百貨店に行き、お土産を購入しました。
その後ホテルに戻ってスーツケースを受け取り、ホテルの最寄駅である南京復興駅前のバスターミナルから台湾桃園空港行のバスに乗りました。
台湾桃園国際空港に無事到着し、飛行機で沖縄へ移動します。
沖縄を経由する必要はなかったのですが、そのようなチケットの取り方ができるとは知らず、無駄に沖縄に1泊することに。
国際通り近くのホテルに宿泊し、国際通りで夜ご飯&泡盛を飲み就寝。
次の日、ホエールウォッチングツアーに参加しました。
クジラをみることができよかったです。
その後、沖縄から飛行機に乗り、自宅へと戻りました。
家に帰ったとき、やっぱりほっとしましたね。
帰るまでが旅行という言葉は真実ですね(笑)
初めての台湾一人旅に挑戦してみて、達成感と充実感に包まれ、いい旅だったなと実感しています。
いろんな出会いがあった、あっという間の台湾ひとり旅でした。