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台北郊外 人気の観光地・九份の奥にひっそりたたずむ18億円!
台北から車で約1時間の場所にある九份。
「千と千尋の神隠し」の世界にそっくりな場所として有名で、行ったことがある方も多いと思います。
ここからバスでわずか10分ほど奥に行ったところに、金運アップのパワースポットがあることはご存じですか?
ギネス記録に認定されたこともある巨大な金塊に触れたり、金運アップの神様の巨大な像とツーショットの写真を撮ったりと、金活できるスポットがあるんですよ。
金活(きんかつ)・・金運アップ活動の略。この記事の筆者が作った造語。
ひそかに流行語大賞を狙っているという噂もあり。
その名も「金瓜石(きんかせき)」と言います。地名を聞いただけで金運がアップしそうですね。
野外博物館の黄金博物館
バスを降りると、目の前に黄金博物館の入口があります。
黄金ですよ! Gold Museumですよ!
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金運がアップしてくるような、ワクワクした気分になってきますね。
では、ここから金活を始めましょう。
ここで入場券を買いますが、半券を切る人はいません。
近くに住んでいる人の生活道路にもなっているので、誰でも通れるようにしてあります。
園内に入りしばらく歩くと、日本式の建物があります。ここは鉱山で働く職員の宿舎として使用されていました。
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修復されたむかしの建物が並んでいます。
緑も多く、ハイキングしているような気分になります。
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九份と金瓜石 同じ金鉱でもこんなに違う
金瓜石も九份と同じように、日本統治時代に金がとれる場所として発展した街です。
でも、九份とはまったく様子が違いますね。
九份は台湾人が管理し出来高制で金を掘っていたので、一攫千金を狙った人たちが多くやってきました。
金瓜石は日本企業が管理し、鉱員は会社員として働いていました。
そのため、九份はゴチャゴチャしたにぎやかさがありますが、金瓜石は整然とした街並みになっています。
同じ山の金を掘っていたのに、管理方法が違うとこんなに変わります。
比較してみると面白いですね。
ギネス記録にもなった金塊にさわって金運アップ!
坂を上がっていくと、大きく「金」と書いてある建物があります。
金運アップしそうなにおいがしますね。
では、中に入って金活しましょう。
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さきほど買った入場券を係員に見せて中に入ります。
入場券をなくしてしまったら、金運アップは期待できないですよ!
近くの窓口でもう一回買ってください。
ここは、金鉱の博物館になっています。日本にある炭坑の博物館と同じような展示なので、親しみを感じます。
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1938(昭和13)年の最盛期には年間約2,604キログラムの金が採れました。新潟県の佐渡でも最高で年間約1,500キログラムだったので、とてもすごい金山だったことがわかります。
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金瓜石(金色)と新潟県の佐渡(白の線)を比較しています
博物館の中には220キログラムの金塊があり、さわることができます。
以前ギネス記録に認定されましたが、静岡県の博物館がもっと大きい金塊を展示したので、今は世界最大ではありません。
それでも貫禄十分です。
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金塊の価格は、台湾現地通貨で392,794,900元、
日本円にしてなんと約18億円!!
(台湾元は2022年3月のもの 為替は2023年10月のレートで計算)
めったにない機会ですよ。たくさんさわって金活しましょう。
巨大な金運アップの神様とツーショット
金塊にさわった後は、金運アップの神様にお参りもしておきましょう。
10分ほど歩くと、台湾式のお寺・勧済堂に出ます。屋根の上に載っている神様が遠くからでも見えるので、目印にして行きましょう。
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このお寺の神様は、金がたくさん採れた街・金瓜石を見守ってきました。
金活にぴったりの神様なのです。
屋根の上の巨大な神様は三国志に出てくる関羽で、そろばんを発明したことから商売繁盛・金運向上の神様として大勢の人がお参りしています。
関羽像は、純銅製では東南アジア最大のものです。
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さきほどは金塊を見ましたね。今度は純銅ですよ。
純銅の関羽様とツーショットで撮影できます。
スマホの待ち受け画面にしておけば、金運アップ間違いなし?(保証はしません)
お寺の屋根で舞っている龍の姿もとてもきれいです。
運気が上昇しそうですね。
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台北へ帰るのも簡単です。
お寺の前のバス停から台北市内行きのバスがでています。
金瓜石には、今回紹介しなかった見どころもたくさんあります。
ぜひ、九份でバスを降りずに、その先まで足を運んでみてください。
金活をした数日後、私の財布が大きく膨らんでいることに気が付きました。
「金活した効果がでてきたかな?」
ワクワクしながら財布をのぞいてみると・・・
高額紙幣で買い物し、小銭のおつりが増えていただけでした。
新北市立黄金博物館
・開館時間 毎週月曜~金曜 09:30~17:00
毎週土日曜、現地祝日 09:30~18:00
・休館 毎週第一月曜日 旧暦の大晦日と1月1日
・入場料 80元(建物に入らない場合は無料)
公式ホームページ(日本語)