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様々なエクササイズで効率的に新陳代謝を刺激しよう
バラエティーは人生のスパイスだとよく言われます。
これはまさに真実です。
エクササイズも同様なのですが、エクササイズのプログラムに関しては、様々な種類を行わない人もいます。
しかしエクササイズも様々な種類を行うことで、新陳代謝が活性化されます。
様々なエクササイズを簡単に行う方法がいくつかあります。
先ほど述べたインターバル・トレーニングもその1つです。
この方法は、体の新陳代謝のエンジンに、より高いギアを入れるためのトレーニングです。
長時間のエクササイズよりも細切れのエクササイズが効果的
その他の効果的な方法としては、長時間のエクササイズを行うのではなく、細切れにエクササイズを行う方法です。
例えば1時間を1日1回行う代わりに、30分を1日2回、あるいは20分を1日3回にすると新陳代謝は活性化されます。
更には、エクササイズという正式な形のものを行わなくても、日常生活の中に様々なエクササイズを取り入れることもできます。
例えばエレベーターに乗る代わりに階段を使うとか、1日の初めにコーヒーを飲み新聞を読むのではなく、歩きに出かけるなどです。
お店の近くに車を停めるのではなく、あえて店から遠いところに車を停めて歩くようにするのも良いでしょう。
細切れエクササイズの2つの利点
1つ目は、エクササイズをより楽しむことができるということです。
エクササイズは日課とすることが重要ですが、つまらないエクササイズを続けることはとても難しいものです。
そんなときは、エクササイズを中断してみることも重要です。
そして改めて、こうした新しい要素をエクササイズの中に取り入れるだけでやる気が起こります。
エクササイズは新陳代謝を活性化させる中核になるものですから、エクササイズを長く続けるための秘訣はとても重要なアドバイスになります。
様々な種類のエクササイズを取り入れる2つ目の利点は、インターバル・トレーニングの利点と同じです。
様々な種類を取り入れないと、体はリズムに乗りません。
体は実に素晴しい仕組みを持っており、常に効率の良い働きをしています。
人体は科学では解明できないメカニズムで、体を効率よく働かせています。
どのように体が構成されているかに関わらず、またどのような遺伝的影響を持っているかに関わらず、体はできる限り効率の良い働きをしようとします。
そのためエクササイズを始めると、体はエネルギー出力の予測を立て始めます。
体が怠けてこのようなことを行っているわけではなくて、体のためを思って行うことなのです。
もしも体が20分のジョギングという仕事を全うするために一定量のエネルギーを必要としたら、体はできるだけ効率の良いエネルギー出力をし始めます。
例えば、2分間ジョギングをして、続いて5分間のウォーキングを行ったとしましょう。
すると、体は多量のエネルギーが必要となります。
その結果、体はこの要求に必死に応えようとして息が切れたり、疲れたりします。
当然カタボリズム作用が起こり、体の新陳代謝が上がります。
しかし1ヶ月も続けると、体はより効率の良い体に変化します。
より強靭で、エネルギーの要求に直ぐに応えられる体になるのです。
最初のエクササイズでは、もう汗をかくこともなくなるかもしれません。
ここで起こっていることは、健康状態が向上し、体がそれ程働かなくてもエネルギーを供給できるようになったということです。
皮肉なことに、この働きが新陳代謝を活性化させる効果をあやふやにしているのです。
なぜなら、誰もがエクササイズを行えば、常に体はエネルギーを消費するはずだと思っているからです。
しかし実際は、体は効率の良いものに変化しており、同じエクササイズを続けているだけでは、体の中に溜まっている脂肪細胞などを掘り起こすことがなくなってしまうのです。
ですから、常に色々な種類のエクササイズをしておく必要があるのです。
こうした理由で、多くの人が色々な種類のエクササイズを行っているのです。
目的は、様々な部位の筋肉を鍛えることだけでなく、体を型にはまらないようにして、新陳代謝が低下することを避けるためです。
新陳代謝が早いからといって、体はそれが良いとも悪いとも分かりません。
本当は、新陳代謝が早いと体重を減少させる上では良いのです。
体はそのことが分からないので、常に新陳代謝を活性化させることをせずに、徐々に効率の良い体にしていくのです。
残念ながら、体に新陳代謝を活性化させたままにしておいて欲しいというメッセージを送ることはできません。
ですから、体に新陳代謝を活性化させる状態を提供し続けなくてはいけないのです。
その最も良い方法は、様々な種類のエクササイズを行うことです。