【徹底比較】noteとWordpressのメリット・デメリット
「自社でもオウンドメディアを始めてリード獲得に繋げたい」「Wordpressでオウンドメディアを運用しているが、なかなかCV率が上がらない」こんな悩みを抱えている方は少なくないでしょう。
また、近年オウンドメディアとしてnoteを利用している企業も増えてきています。じゃあ、どっちを使えばいいの?と思う方もいるでしょうが、
結論から申し上げますと、wordpressもnoteも一長一短で、目的別で使い分けることをお勧めします。
本記事では、wordpressとnoteにおけるメリット・デメリットを紹介いたしますので、自社、自分に最適な手段を選ぶための参考になればと思います。
wordpressとnoteの比較表
wordpressとnoteの比較表を作ってみました。特徴は上の通りです。
ここで、メタとSEOという言葉が出てきましたが、意味も付随しておきます。
メタ:「meta情報(メタ情報、メタデータ、metaタグ)」とも呼ばれており、「検索エンジン」(Google)や「ブラウザ」(GoogleChrome等)にWebページの情報を伝えるHTMLタグのことです。
SEO:Search Design Optimizationの略。検索エンジン最適化。検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させることです。簡単に言うと検索エンジンのためのデザインですね。
Wordpressのメリット
□SEO対策がしやすい
SEO対策をしてサイトを検索の上位に表示しない限りは、せっかく作ったサイトが多くの人に見られることがないからです。
例えば長期的に自分のサイトをより多くの人に見てもらいたい方などは、一旦ワードプレスをメインでサイトを作成して、サブのような形でnoteを運営するのもおすすめです。
□カスタマイズ性が高いので、オリジナルのサイトが作れる
WordPress(ワードプレス)には、様々なテーマテンプレートが用意されており、構築次第で自分の好きなようにデザインすることができます。
「アパレル系のサイトを構築したい場合にはお洒落なものを使う」「IT系の場合にはスマートなデザインのものを選ぶ」などやりたいことによって変えるのが良いでしょう。
また、有料のテンプレートと無料のテンプレートがあり、無料のテンプレートはワンクリックでダウンロードできます。
□プラグインを使うことで、いろいろな機能を追加できる
WordPress(ワードプレス)の特徴の1つが、プラグイン(機能を拡張するためのプログラム)の豊富さです。
通常、ホームページに様々な機能をもたせようとするとプログラミングの知識が必要となります。
プラグインを使用すれば難しいプログラミングを行なう必要がないので、パンくずの設置やフォームの作成、動画の埋め込み、ショッピングカートの組み込みなどを簡単に行うことができます。
ただし、細かい設定をしないと動かないプラグインもあります。
Wordpressのデメリット
□個人で作るには専門知識が必須
WordPress(ワードプレス)で企業用のホームページをある程度の品質で作るには、HTML・CSSだけでなく、PHPの最低限の知識が必要になることが多いです。
例えば、コンテンツのレイアウト(配置)も、画像、テキスト、画像、テキストといった単純なレイアウトであれば、簡単に作成できるのですが、2つの画像を横並びにするなどのレイアウトを変更したい時は、HTML・CSSの知識が必要になります。
□SEOの対策は自分自身で行う必要がある
WordPressには基本的なSEOの対策をするための機能はありますが、細かい設定ができません。細かい設定を行うためには、プラグインを導入する必要があります。
プラグインを使用することで、SEO対策に必要な細かな設定ができるようになるのですが、細かな設定を自分で行う必要があります。
□サーバー・ドメインを自分で用意する必要がある
WordPress(ワードプレス)を使用するにはPHPとデータベース(MySQL)が使えるサーバーである必要があります。サーバーのスペックを自身でチェックし、WordPressが使えるものを選ばなくてはいけません。
サーバーの準備さえできてしまえば、サーバーのよってはワンクリックでWordPressを簡単にインストールできる機能も用意されていますので導入は簡単です。
サーバーを契約しただけでは、共有ドメインといって、サーバーの運営会社が用意したドメインでの公開となってしまいますので、独自ドメインを自分で用意する必要があります。
noteのメリット
□多くの人の目に留まる
アプリで投稿することも可能で、最初からユーザーがある程度集まっていることもあり、ユーザーから見られる可能性も高いです。また、ハッシュタグなどをつけて投稿することも可能です。
□コンテンツを簡単に有料販売できる
noteでは、コンテンツを有料で公開することも可能です。その上、公開時に有料を選択して販売価格などいくつかの項目を設定するだけのお手軽仕様です。有料販売できることはnote最大の特長だと思います。
□ビューが可視化されるダッシュボード機能
このような形でビュー数やスキ数がいくらあるか、週・月・年ごとに可視化できることはnoteの強みと言えるでしょう。また、スキというSNSでいういいねをつけられることもnoteならではの特徴ですね。
noteのデメリット
□SEOに最適化されていない
WordPressに比べて、SEOに最適化されていないため検索で上位に表示させるのが難しいです。
WordPressの場合、ビジネスプラン以上の場合には、高度なSEOツールが用意されているため、SEO対策を行ってアクセス数を集めるサイトを作りたい方は、ワードプレスの方が圧倒的に良いでしょう。
□手数料が高すぎる
noteを使うにあたって以下の手数料が引かれます。
・決済手数料
・プラットフォーム利用料
・振込手数料(振込1回につき270円)
noteでのコンテンツ売上金額が100,000円で、クレジットカード決済だった場合、
決済手数料=100,000円×5%=5,000円
プラットフォーム利用料=(100,000円-5,000円)×10%=9,500円
振込手数料=270円(固定)
入金金額= 100,000円-5,000円-9,500円-270円=85,230円
手数料は14.77%となります。
この結果をみても約15%ほどの手数料が引かれるので、高いと言えますね。
□アフィリエイトを貼ることができない
nnoteのデメリットは、アフィリエイトリンクを貼ることが不可能であることです。
アフィリエイトの中で、noteの運営側ができると明言しているのは、Amazonアソシエイトだけです。他のASPについては、利用規約には何も記載されていません。
□noteはデザインなどのカスタマイズ性に乏しい
noteのテーマは最初から決まっているため、サイトの方向性に応じてデザインを変更することができません。
そのため、おしゃれなサイトを作りたいという方はワードプレスの方が良いですし、もっと言ってしまえばホームページ作成業者にアウトソーシングしてしまっても良いでしょう。
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