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「原稿執筆カフェ」に〆切前の原稿持って行ってきた!
「あの件……進捗どうですか?」
なんて聞かれると、ドキッとすることはないでしょうか。僕もその一人。そんな〆切に追われがちな物書きたちの間で話題の「原稿執筆カフェ」に行ってきました!
行ってみた!
![](https://assets.st-note.com/img/1649992537911-3IOsPYJfu4.png?width=1200)
「原稿執筆が終わるまで退店することは出来ません」
ひえっ……!
![](https://assets.st-note.com/img/1649991920578-2ekXUwgIC3.jpg?width=1200)
「原稿執筆する人しか入店できないカフェです」
プレッシャーがすごい!
ドキドキしながら店内に入ると、オーナーが迎えてくださいました。
そして、すでに執筆中のお客さんが5人ほど。広くない店内で黙々と取り組む後ろ姿を見て、早くも緊張が走ります……!
席に案内され、紙に名前(HN可)と今日の目標を記入することに。
「何文字の原稿を、何時までに書きますか?」
「どんな原稿を完成させますか?」
僕の場合は、当日〆切の企画書をがあったので
企画書の完成(※本日〆切、消印有効です!)と書きました。
あわせて、確認のレベルも記入します。
通常は1時間に1回、進捗確認されるのですが、ハードモードを選ぶと「進捗確認+背後からの視線」だそうです。おそろしい……
さあ、PCを広げて作業開始です。
コンセント・Wi-Fiはもちろん、空冷スタンドやUSBケーブルなどの備品も潤沢に用意されています。ドリンクは飲み放題。
そのあたりに感心していると、あっという間に10分くらい経つので要注意。
――「オザキさん、進捗、どうですか?」
早くない!?幸か不幸か、あっという間に1時間経ってしまったようです。
「ええと、20%くらい……?結構ヤバめです」
「そうですか!頑張ってください!」
決して威圧するような訊き方ではなく、むしろ優しい。
しかし、応援されてる感じで、熱気が強い!
これはいよいよ、原稿落とせなくなってきました。
もくもくもく。
2時間経過。
――「オザキさん、どうですか!」
「40%くらいですかね……」
「ってことは、あと3時間くらいですね?頑張ってください!」
Windowsでよく見る、信用できない進捗バー(あと○分)みたいな気分。
今日ほど、あの図太さを見習いたいと思ったことはありません。
しかし、目当ての企画書も完成に近づくにつれ、集中力は加速度的にアップ。いつもなら30分おきに休憩していますが、2時間くらいは打ち込めるようになっていました。
そして、予定より早く企画書が完成!
当初は6時間かけても終わらないんじゃ……と見積もっていましたが、5時間弱で終了。終盤の集中力がよかったです。
急いでオーナーを呼び、会計してもらいます。
「終わりました!」「おめでとうございます!」の会話がこんなにうれしかったのは初めてかもしれません。
いつもなら一人で書いているので、脱稿直後、近くに仲間がいるってことがレアな体験だからかもしれません。
ちなみにその後……
これは今回の僕だけの事情ですが、お店の前のローソンに書類を印刷しに行き、レターパックライトに詰めて、ポストになんとか投函したのでした。
今日〆切の企画書を投函……!ギリギリ集配に間に合った! #原稿執筆カフェ さまさまです。いい疲れだ!
— 尾崎 太祐 🤖|ロボット劇作家 (@ozata92) April 14, 2022
感想まとめ
原稿執筆カフェ、僕はとてもいい場所だなと感じました。
自宅からも遠くないので、近々また行こうと思います。
「自宅でやったらいいんじゃない?」「他のカフェや自習室でもよくない?」という意見もあるでしょうが、誘惑に打ち勝つのはなかなか難しい。
本当に〆切直前の場合には、出かける支度に手が回らない……とかはあるかもしれませんが。
そしてこれは、人によるのかもしれないけれど……
僕は「期待されてる・応援されてるから頑張らなきゃ!」と思うタイプなので、オーナーさんの進捗管理はとても前向きに受け止められました。
また、周りにも同じ執筆作業をしているお客さんがいて、次々と作業を終え退店されるので「自分も急がないと!」という闘志や焦りも燃料になります。
それでも書き上がった暁には盛大に報告できるので、達成感もひとしおでした。
原稿執筆カフェには「褒めて伸びるタイプの人」「負けず嫌い」が向いているかもしれませんね。
ストイックになり、ただ頑張ることで書き上げるのではなく、
応援や共感、前向きな競争意識が脱稿に向けたパワーになる、ポジティブな場所だと思いました。
原稿の〆切に追われている方、「原稿執筆カフェ」に駆け込んでみてはいかがでしょうか?
■ 行き方・営業日(不定期)などの情報は、公式ページでご確認を!
■ 補足1
YouTubeでもしゃべりました!
■ 補足2
〆切に焦る様子が、フジテレビ「ポップUP!」で放送されてしまいました。笑
「数時間後が締め切りのシナリオライター」としてめっちゃボサボサ頭でテレビに映ってしまい、嬉しいやら恥ずかしいやら……密着ありがとうございました! #ポップUP #原稿執筆カフェ
— 尾崎 太祐 🤖|ロボット劇作家 (@ozata92) April 15, 2022
■ 補足3
その後、こんなことも考えました。
また #原稿執筆カフェ の話。キモは目標設定とタイムリミットにあると思うんだよな。
— 尾崎 太祐 🤖|ロボット劇作家 (@ozata92) April 16, 2022
目標を自ら明示的に宣言して、実質閉店時間までに終えなきゃいけないっていう緊迫感。
こんなことはひとり作業や一般的なカフェじゃわざわざやらないし、達成できなくても居座ったり、そっと諦めるのが普通なので。
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![尾崎 太祐](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63861268/profile_b0c605fd89402bd39fc9408088875517.png?width=600&crop=1:1,smart)