世界的に「虫下し」を飲んで、駆除しているのかな。

上記文抜粋
・・・・・・・・・・・

イスラエルが寄生虫なのはみな知っている、現在の問いは米寄生虫だ。


スコット・リッターは何度も繰り返している、イスラエルはアメリカの寄生虫だと。


動画


あるいは、ごく最近もーー、

スコット・リッター:
イスラエルは寄生体であり、アメリカから血を吸うことでしか生きられない。
イスラエルはアメリカの敵だ。
そしてあらゆる寄生虫と同様、イスラエルは根絶される必要がある。

Scott Ritter@RealScottRitter Dec 14, 2024
〔・・・〕
Israel is a parasitic entity that can only survive off of what it leeches from America.

Israel is an enemy of America.

And like every parasite, Israel needs to be eradicated.


これはもはやみな知っているだろう、目も耳も不自由な者でなければ。

◾️ミアシャイマー「イスラエルロビーと米国の政策」講演(2017年3月24日)

What Has Changed Since Publication of The Israel Lobby and What the New Administration Can Do Differently 、JOHN MEARSHEIMER ON MARCH 30, 2017

米国はイスラエルと、 現代史上類を見ない特別な関係にあり、それはほとんどロビー活動によるものである。…援助は無条件に与えられる。言い換えれば、 イスラエルはヨルダン川西岸に入植地を建設するなど、 米国が反対することをしても援助を受けられるのだ。〔・・・〕米国がほとんどあらゆる場面でイスラエルの行動を擁護することに深くコミットしている事態に気づかないのは、目も耳も不自由な者だけだろう。
the United States has a special relationship with Israel that has no parallel in modern history and it is almost wholly due to the lobby.(…)the aid is given unconditionally. In other words, Israel gets this aid even when it does things that the United States opposes, like building settlements in the West Bank.(…) Only someone who is blind and deaf would not recognize that the United States is deeply committed to defending Israel’s behavior at almost every turn.

◾️ジョン・ミアシャイマー「ネタニヤフの重大な過ち」
John J. Mearsheimer: Netanyahu’s Grave Mistakes 2024/8/02 YouTube (01:38~)

ジョン・ミアシャイマー:世界中のほとんどの人々は、基本的にイスラエルロビーが議会を所有し、彼らが望むものはほとんど何でも手に入れることができることを十分に理解している。
Most people around the world understand full well that basically the Israel lobby owns Congress and they can pretty much get anything they want.

前回、プーチンを引用して示したのは、イスラエルどころか西側文明自体、米国自体が寄生虫じゃないのか、ということだ。

プーチンーードミトリー・キセリョフによるインタビュー

Vladimir Putin answered questions from Dmitry Kiselev, March 13, 2024

肝心なのは、このいわゆる「黄金の10億人」が、何世紀にもわたって、500年もの間、他の民族に寄生してきたということだ。〔・・・〕彼らは何世紀にもわたって、腹を人肉で満たし、ポケットを金で満たしてきた。しかし、彼らは、吸血鬼の舞踏会が終わりに近づいていることに気付かなければならない。
The point is that this so-called "golden billion" has been practically parasitising on other peoples for centuries, 500 years.(…) They've spent centuries filling their bellies with human flesh and their pockets with money. But they must realise that the vampire ball is ending.
Она заключается в том, что этот так называемый золотой миллиард на протяжении веков, 500 лет, практически паразитировал на других народах.(…) Они привыкли столетиями набивать брюхо человеческой плотью, а карманы - деньгами. Но они должны понять, что бал вампиров заканчивается

いま検索してみたら、この話は昔からしている、2011年の時点から。


◾️Putin says U.S. is "parasite" on global economy By Reuters August 2, 2011

米国は世界経済とドル支配により寄生虫のように生きている。
They are living like parasites off the global economy and their monopoly of the dollar

もっとも世界資本主義自体がもはや病み爛れているから、いっそう米国寄生虫が繁殖するのかもしれないがね、


寄生虫。それは君たちの病みただれた傷の隅々に取りついて太ろうとする匍い虫である。
そして、登りつつある魂にどこが疲れているかを見てとるのが、このうじ虫の特殊な技能である。そして君たちの傷心と不満、感じやすい羞恥などのなかへそのいとわしい巣をつくる。
Schmarotzer: das ist ein Gewürm, ein kriechendes, geschmiegtes, das fett werden will an euren kranken wunden Winkeln.
Und das ist seine Kunst, dass er steigende Seelen erräth, wo sie müde sind: in euren Gram und Unmuth, in eure zarte Scham baut er sein ekles Nest.
(ニーチェ「ツァラトゥストラ』第三部「新旧の表」より)

いつのまにか「主人はマネー」になってしまったのが諸悪の根源だろうよ、ーー《民主主義の極地は、「民意」という名の下に全体主義の形を取り、全体主義の極地は、国家間の境界を越えた超資本主義の形を取ります。ここで、無主主義という観念を導入した方がいいと思います。今は民主主義が尖鋭化して 全体主義になった状況を考えた方が世界を見易いですが、独裁者がいるかと問われれば、 いないでしょう。主人はマネーかもしれないんです。》(古井由吉『新潮 45』2012 年 1 月号 片山杜秀との対談)


したがって私は「イスラエルロビーが米国を支配している」と言うよりも、経済エリートが体現者である金融資本、その「金融資本が米国を支配している」と言うほうを好む。仮にイスラエルが根絶されても、金融資本は必ず別の名で世界に厭わしい巣を作り繁殖する。


以下で、マルクスが利子生み資本と言っているのが、現在なら金融資本にほかならない。

利子生み資本全般はすべての狂気の形式の母である[Das zinstragende Kapital überhaupt die Mutter aller verrückten Formen] (マルクス『資本論』第三巻第五篇第二十四節)

われわれは、商人資本と利子生み資本とが、資本のもっとも古い形態であることを見た。しかし、通俗の観念においては、利子生み資本が資本本来の形態として表示されるということは、事柄の性質上当然である。商人資本にあっては、一つの媒介的活動が、それが詐欺、労働、その他なんと説明されるにしても、行なわれる。これに反して、利子生み資本においては、資本の自己再生産的性格、自己増殖する価値、剰余価値の生産が、玄妙な性質として純粋に表示される。
Wir haben gesehn, daß das Kaufmannskapital und das zinstragende Kapital die ältesten Formen des Kapitals sind. Es liegt aber in der Natur der Sache, daß das zinstragende Kapital in der Volksvorstellung sich als die Form des Kapitals par excellence darstellt. Im Kaufmannskapital findet eine vermittelnde Tätigkeit statt, möge sie nun als Prellerei, Arbeit oder wie immer ausgelegt werden. Dagegen stellt sich im zinstragenden Kapital der selbstreproduzierende Charakter des Kapitals, der sich verwertende Wert, die Produktion des Mehrwerts, als okkulte Qualität rein dar.
(マルクス『資本論』第三巻第五篇第三六章)

要するに「イスラエル」という要素よりも狂気の母である「金融資本」のポジションのほうが遥かに重要である。


構造主義の始祖レヴィ=ストロースはこう言っている。

要素自体はけっして内在的に意味をもつものではない。意味は「位置によって」きまるのである。それは、一方で歴史と文化的コンテキストの、他方でそれらの要素が参加している体系の構造の関数である(それらに応じて変化する)。 éléments,…Les termes n'ont jamais de signification intrinsèque ; leur signification est « de position », fonction de l'histoire et du contexte culturel d'une part, et d'autre part, de la structure du système où ils sont appelés à figurer.(レヴィ=ストロース『野性の思考』1962年)

レヴィ=ストロースは自伝『悲しき熱帯』で、「私の二人の師」として、マルクスとフロイトを挙げている。二人とも実は構造主義の原祖なのである。


マルクスが構造主義なのは、例えば次の文に現れている、

経済的社会構成の発展を自然史的過程としてとらえる私の立場は、他のどの立場にもまして、個人を諸関係に責任あるものとはしない。個人は、主観的にはどれほど諸関係を超越していようと、社会的にはやはり諸関係の所産なのである。
Weniger als jeder andere kann mein Standpunkt, der die Entwicklung der ökonomischen Gesellschaftsformation als einen naturgeschichtlichen Prozeß auffaßt, den einzelnen verantwortlich machen für Verhältnisse, deren Geschöpf er sozial bleibt, sosehr er sich auch subjektiv über sie erheben mag. (マルクス『資本論』第一巻「第一版序文」1867年)

柄谷行人はこの文を引用しつつ次のように記している。

マルクスは次のように言っている。

ひょっとしたら誤解されるかもしれないから、一言しておこう。私は資本家や土地所有者の姿をけっしてばら色に描いていない。そしてここで問題になっているのは、経済的範疇(カテゴリー)の人格化であるかぎりでの、一定の階級関係と利害関係の担い手であるかぎりでの人間にすぎない。経済的社会構成の発展を自然史的過程としてとらえる私の立場は、他のどの立場にもまして、個人を諸関係に責任あるものとはしない。個人は、主観的にはどれほど諸関係を超越していようと、社会的にはやはり諸関係の所産なのである。(『資本論』第一巻「第一版へのまえがき」)

ここでマルクスがいう「経済的カテゴリー」とは、商品や貨幣というようなものではなくて、何か商品や貨幣たらしめる価値形態を意味する。 『グルントリセ』においても、マルクスは商品や貨幣というカテゴリーを扱っていた。『資本論』では、彼は、それ以前に、何かを商品や貨幣たらしめる形式に行しているのである。 商品とは相対的価値形態におかれるもの(物、サービス、労働力など)のことであり、貨幣とは等価形態におかれるもののことである。同様に、こうしたカテゴリーの担い手である「資本家」や「労働者」は、諸個人がどこに置かれているか(相対的価値形態か等価形態か)によって規定されそれは彼らが主観的に何を考えていようと関係がない。
ここでいわれる階級は、経験的な社会学的な意味での階級ではない。だから、現在の社会において、『資本論』のような階級関係は存在しないというような批判は的外れである。 現在だけでなく、過去においても、どこでもそのように単純な階級関係は存在しなかった。そして、マルクスが具体的な階級関係を考察するとき、諸階級の多様性、そして言説や文化の多様性について非常に敏感であったことは、『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』のような仕事を見れば明らかなのだ。一方、『資本論』では、マルクスは、資本制経済に固有の階級関係を価値形態という場において見ている。その意味では、『資本論』の認識はむしろ今日の状況によりよく妥当するといってよい。たとえば、今日で労働者の年金は機関投資家によって運用されている。つまり、労働者の年金はそれ自身資本として活動するのである。その結果、それが企業を融合しリストラを迫ることになり、労働者自身を苦しめることになる。このように、資本家と労働者の階級関係はきわめて錯綜している。 そして、それはもう実体的な階級関係という考えではとらえられないように見える。 しかし、商品と貨幣、というよりも相対的価値形態と等価形態という非対称的な関係は少しも消えていない。『資本論』が考察するてのはそのような関係の構造であり、それはその場に置かれた人々の意識にとってどう映ってみえよう存在するのである。
こうした構造主義的な見方は不可欠である。 マルクスは安直なかたちで資本主義の道徳的非難をしなかった。むしろそこにこそ、マルクスの倫理学を見るべきである。資本家も労働者もそこでは主体ではなく、いわば彼らがおかれる場によって規定されている。 しかし、このような見方は、読者を途方にくれさせる。……(柄谷行人『トランスクリティーク』「イントロダクション」2001年)

この構造主義的観点を取れば、巷間に流布する「米国はイスラエルロビーに支配されている」対「イスラエルは米国の操り人形である」という見解の相違は解決する。つまり「米国は金融資本に支配されている」のである。

この金融資本が現在の経済的下部構造であり、このリアルな下部構造の上に、シンボリックな政治的上部構造かつイマジネールなイデオロギー的上部構造が乗っている。

ここでは「イスラエルのボロメオの環」を図示しておこう。


この図は、「大イスラエル」の項を例えば「ナショナリズム」に変えれば、米国にも当てはまる。


この今、実に厄介なのは西側諸国が事実上アメリカのためのナショナリズムになってしまっていることだ。


◾️マイケル・ハドソン「偽りのないセクター」
The Honest Sector By Michael Hudson, April 29, 2021

マイケル:あなたはいくつかの点を指摘しました。1960年代には、私が知るほぼ全員があなたのナショナリズムに関する見解に同意していました。彼らは第二次世界大戦を経験したばかりです。彼らはそれをナショナリズムの現れと見なしていました。原則的には、ナショナリズムの解毒剤はグローバリズムになるだろうと思われていました。しかし、グローバリズムが今日のような形に変わるとは誰も予想していませんでした。ナショナリズムが悪いのであれば、米国が主導する一方的なグローバリズムも悪いのです。今日のグローバリズムは米国のナショナリズムです。
ヨーロッパ人は最もナショナリストで、悪意に満ちたナショナリストです。しかし、彼らは米国のためのナショナリストなのです!

Michael: you made a number of points. Back in the 1960s almost everybody I knew agreed with your views about nationalism. After all they just went through World War II. They looked at that as an expression of nationalism. In principle it seemed to be that the antidote to nationalism was going to be globalism. But nobody expected that globalism would turn into what it’s turned out today. If nationalism is bad, so is a unilateral globalism run by the United States. Globalism today is American nationalism.
Europeans are the most nationalistic, viciously nationalistic people of all. But they’re nationalistic for the United States!

例えば「ルールに基づく国際秩序」とは米国のルールに基づく秩序であって、G7に代表されるその信奉国は米国のためのナショナリストにほかならない、ーー《大国は自分たちの利益になるようにルールを作成する。しかし、そのルールが支配国家の重大な利益と一致しない場合、支配国家はそのルールを無視するか書き換えてしまう[the great powers write those rules to suit their own interests. But when the rules do not accord with the vital interests of the dominant states, those same states either ignore them or rewrite them.]》(ミアシャイマー「失敗する運命(Bound to Fail)」 2019年)

そしてグローバリズムの別名は資本のグリーバル化である。これは事実上、狂気の母の「金融資本のグローバル化」である。

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抜粋終わり


同感・・・・まあ虫下しを世界中で探して飲んでいるみたいね。。。



財務省・天皇・宮内庁・・みんな「寄生虫」なので。、駆除です。



天皇の無い 蒼い空を取り戻す


慈悲と憐みに富む社会になりますように




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