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唐草が付きました!
28日、大師湯改修工事も年内仕事納めでした。
正面の湯の瓦が載る破風屋根、銅板を貼り付けるのですが、一足早く唐草が貼られました。
(唐草とは、破風屋根軒先のふちどりみたいなやつです)
唐草で雨水の水切れをよくし、軒先や破風木材へ水の浸み込みを防ぎます。
正面二階の窓も入り、外観完成までもう少しです。
木製建具、古建具材が再利用できない場合はデザインもそのままに新しい木材で作り直します。
建具師は古建具の採寸、改修建物の図面とにらめっこしながら、木枠に前と同じにあるように作ります。
作業場には建具専用の細かい道具がいろいろあって、見ていて飽きません。
細かく切られた建具の木材、採寸する師匠の後ろ姿、カッコイイです。
大師湯の裏手、山茶花がいつの間にか満開でした。
夏から始まった改修工事も、4カ月でここまで進みました。
来年は外観を仕上げ、内装に入ります。工事の進行が一気に進むことでしょう、とても楽しみです。
皆様、良いお年をお迎えください。