生産性をあげたいスタートアップこそ「社員オンボーディング」に注力せよ
どうも、すべての経済活動をデジタル化したい鎌谷(@tai_kama)です。
LayerXでは、バクラク事業部でフィールドセールスやったり、インサイドセールスやったり、法人営業をまるっとやる人です。
■簡単な自己紹介
改めまして、LayerXのバクラク事業部へ入社して3ヶ月間はフィールドセールス、4ヶ月目からインサイドセールスに従事している鎌谷と申します。
LayerXでは、kamachanと呼ばれています。
新卒でキーエンス子会社に入社し、FA機器の営業担当として九州・中国地方、兵庫・大阪エリアを経験したのち、
複数のスタートアップにて、マーケティングからカスタマーサクセスまで携わり、事業部全体の管掌役員を経て、
2023年1月にLayerXに入社しました。控えめにいっても超楽しいです。
■入社して3ヶ月間のオンボーディング結果
2023年1月の入社後、フィールドセールス(FS)として、主に企業の管理部
・経理部・総務部・情報システム部・経営企画部といった部署のお客様に対し、法人支出管理SaaS「バクラク」をご提案してきました。入社3ヶ月間の結果がこちらです。
営業の売上目標に対して達成率:278%
バクラク事業部にて取扱う全プロダクトで契約獲得(4商材)
社員オンボーディングのコンテンツ刷新を2つ
個人的には、1.の営業目標は外的な時期要因や内的なプロダクト要因もあり、様々なタイミングが重なったラッキーも含まれると認識しています。
一方で、2.と3.に関しては、個人的にも「よくやった」と自分で自分を褒めてあげたいと思います 笑
その理由については「■LayerXの社員オンボーディングの取り組み」で後述します。
■社員オンボーディングとは
では、社員オンボーディングとは、一般的には何を指すのでしょうか?ChatGPTくんに聞いてみました。
目新しい答えは返ってこず、至って当たり前の答えが返ってきました。しかし、実際はどうでしょうか。太字でフォーカスしたところは、意外と「なあなあ」になっていませんか。
スタートアップは限られたリソースの中で、結果が求められるので、受け入れ側の都合でオンボーディングプログラムが作ってしまい、心の中では…
「できれば勝手に立ち上がって欲しい」
「これくらいキャッチアップしてほしい」
という思いを持っている人は少なくないと思います。しかし、私は全く違った意見を持っていて、入社から3ヶ月間はゴールデンタイムであり、特に入社1ヶ月目の過ごし方が変われば、2ヶ月目、3ヶ月目、そして、その後の中長期的な活躍度は大きく変化するとまで考えています。
それほど、社員オンボーディングは重要なことだと考えています。
■LayerXの社員オンボーディングの取り組み
そもそもLayerXが、社員オンボーディングに注力する背景として、どんなレイヤーであっても新入社員がぶつかる、5つの課題があるからです。
準備の壁、人間関係の壁、期待値の壁、学びの壁、成果(アウトプット)の壁
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Google、メルカリも採用。新メンバーのパフォーマンス&定着率を上げる「オン・ボーディング」https://careercompass.doda-x.jp/article/912/
では、次にLayerXでの具体的な取り組みのサマリを記載します。
入社前
事前顔合わせ・ツールセットアップ・会社情報のインプット
入社後
配属先の組織やチームとのランチ会
深い自己紹介の記載
プロダクト理解用の動画コンテンツの視聴
仕様理解(仕様解説、展示会やセミナー動画)
商談動画(初回商談 編、2回目商談 編など)
先輩社員の商談同席
ロープレと自己商談の振り返り&FB会の実施
メンターやオンボーダーによる定例1on1
これらの取り組みを通じて、5つの壁を取り除き、時には新入社員に乗り越えてもらって、爆速で立ち上がれる環境を提供しています。
特に、LayerXは驚くほど動画コンテンツが充実しており、セールスナレッジが圧倒的に多いです。そして、商談動画の鮮度を保つためにも、毎月最新の商談動画を新入社員へレコメンドする仕組みも整っています。
私は、スタートアップにとって社員オンボーディングの重要度と緊急度は高いと考えている為、オンボーディング期間中でありがならも、LayerXの商談の型をインストールする仕組みのアップデートに着手しました。
LayerXは行動指針以外にも大切にしている価値観に
「NoじゃなきゃGo」があります。詳しくは下の記事をご覧ください。
このように、自分自身が必要だと感じたことは、どんどん取り組み、アップデートしていくことに取り組めました。その結果、3ヶ月間と限られた期間の中で、複数プロダクトのインプットに終始するだけではなく、実際に営業活動を経て、全プロダクトのご契約を頂けました。
つまり、お客様にバクラクの提供価値を理解いただき(顧客や社会に価値が届いた)と認識しています。
ちなみに、複数プロダクトを展開する際にスタートアップが直面するであろう「営業・マーケ生産性の課題」は、福島が下の記事に記載しています。
■スタートアップだからこそ大事にしてほしいこと
私自身、事業部全体の管掌役員をやっていた経験からも、社員オンボーディングを蔑ろにし続けることは、スタートアップ全体で見ても大きな機会損失だと考えます。
なぜなら、スタートアップの存在意義の一つに「社会に対して新しい価値を提供すること」があると思います。ちなみに、LayerXは「すべての経済活動をデジタル化する」という価値を提供し続けています。
そして、価値提供こそが企業成長の源泉であり、提供価値の最大化で最も重要なことが、従業員一人一人の活躍だと考えています。
「忙しい・リソースが足りない」という言い訳は、自社の提供価値の最大化に投資をしていないことと同義ですので、スタートアップのコミュニティ全体をあげてでも、社員オンボーディングやイネーブルメントに注力すべきだと思います。
■LayerXで、一緒にやろうよ!
LayerXは、他にも大切にしている価値観があり、私は次の2つの価値観が好きです。
型に投資する / アップデートする
成功事例を皆に共有し、仕組み化する
もしも、新入社員の立ち上がりに課題を感じている方がいましたら、お気軽にご連絡ください!
お互いの社内事例をもとにディスカッションしましょう!
この記事をもとに、LayerXに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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