梅を漬けて思い出す。
今年は、45歳にして初めて梅を漬けた。きっかけはテレビの料理コーナーで紹介されていた梅漬け。ナビゲーターの方の感想など聞いていて、どんな味か気になってその日のうちに梅と保存瓶を発注、数日前にまずは漬け上がりという状態になった。
今回作ってみたのは、梅仕事というまでもないくらい実に簡単な梅漬け。でもとても美味しい。2週間ほどで漬ける梅は、非常に手がかからず、かつ毎日の変化が楽しめる素敵な時間だった。本に書いてあったように、毎日一回便をぐるぐると回して梅をローテーションさせ、3、4日に一回はガス抜きで蓋を開けるということを繰り返すのみ。結構いい完熟梅を使ったというのもあって、出来上がりはとても美味しい。
今回初めて梅を漬けて、祖父母が元気に畑仕事やってたとき、祖父が育てた青梅で祖母が梅干しや梅酒をつけて、梅ジャムも作っていた事を思い出した。買う梅とは違って虫食いやら傷物やら色々とあっただろう梅、きっと痛んだところを取り除いたりした梅をジャムにしていただいていたんだろう。小さかった私は、天日干しの時にひっくり返すのを嫌々手伝わされていたけど、今になってみたら本当、梅を育てるところから漬けるまで、祖父母の手仕事を教えてもらっておけば良かった!と思う。そういう体験は本当にかけがえのないものだっただろうなと。
もう一つ、梅漬けをつうじて、使いやすそうでつけている素材と相性がいい保存容器をあれやこれやと探し始めたら行き着いたのがWECK。以前ドイツに行った時にパテやマスタード、お菓子作りの粉類やナッツなどありとあらゆるものが、多様な形をしたWECKの容器に入れられて売っていた。何気なく買って帰ったパテがWECKに入ってたなー。自分で密封できるし、繰り返し使えるというのもとても惹かれた。梅干しいれるならなーと、衝動買いしてしまったのは1Lサイズなので我が家のどこに置き場所があるの?って感じでもありますが、それはもう来たら考えるということで。
あとは、あまり暑くならなくてもいいから晴れてくれれば。。。