スタートアップ向け「最強人材育成レシピ」
こんばんは!
株式会社エニバ代表取締役の山崎泰晴です。
先日、月額10万円から外部CMOに相談できるマーケティング特化型コンサルティングサービス「CMO VALLEY」をリリースいたしました。(CMO:最高マーケティング責任者)
多くのご協力と反響をいただき、ありがたい限りです。
さて、「最強人材育成レシピ」の本題に入りましょう!
目次は以下になります。
時間が無い方は、2, 5 のみお読みください!
1. スタートアップ人材のお話2. 最強人材の育成こそ成長の時短レシピ3. 前職(Aidemy)での上手な活用事例4. サイバーの育成の話5. 経験したからこそ伝えたい「最強人材育成レシピ」の重要性6. 「CMO VALLEY」のすゝめ
1. スタートアップ人材のお話
スタートアップの悩みの種として、人材系の話は尽きません。
どこのスタートアップ企業も「スペシャリスト人材が欲しい!」と口を揃えて言ってます。
「スペシャリスト人材が欲しい!」と言わなくなったら、もうそのスタートアップは死んでると言っても過言ではないような気がします。
ただ、いくら「スペシャリスト人材が欲しい!」と言ってもそんな簡単には採用できません。
批判を恐れずに言うと、スペシャリスト人材を採用するには、掲載費用月10万円の採用媒体と契約するだけでは無理です。
スペシャリスト人材を採用するには、それに見合った「やりがい・制度・給与」など基本的な部分を備えた上で、色んなエージェントに声をかけたり、採用イベントを開いたり、専門分野の人が集まるイベントに行ったり、飲みに行ったりなど、時間をかけて向き合わなければなりません。
採用ポジションを決めてから募集をかけ、実際のアサインに至るまで半年くらいかかるケースも珍しくありません。
それくらいスペシャリスト人材を採用するには時間・労力・お金がかかるものなのです。
2. 最強人材の育成こそ成長の時短レシピ
スタートアップにとって、時間・労力・お金は命です。
なるべく早くスムーズに会社を大きく成長させる事こそがスタートアップの宿命ですが、そのためのエンジンとなるスペシャリスト人材を採用する事は、命である時間・労力・お金を大きく削るものなのでした。
それなら、スペシャリスト人材を採用するのではなく、最強な人材を育成しよう!というのがこのブログの主旨です。
今にでも「簡単に言うな!」とか「そんな事ができたら苦労しない!」とか聞こえてきそうですが、今から紹介する方法を使って実際に私自身が1年間で大きく成長でき、事業の成長に貢献できました。というか大きく成長させていただきました。(前職のAidemyには感謝しかないです。)
では、「最強人材育成レシピ」の答えから言いましょう。
これです。
ドドンッ!!!
最強人材育成レシピは、
「外部スペシャリスト人材」と「その分野に興味のある若手」の組み合わせです。
「外部スペシャリスト人材」とは、実際に大手企業で働いているマネージャークラス以上や、スタートアップ企業を成長させた実績のある方の事です。豊富な経験や知識を持っており、最短で事業を伸ばし大きくする方法を知っています。
「その分野に興味のある若手」とは、「やる気あります!」と言う人材の事ではなく、自分で行動する姿勢がある人の事です。エンジニア志望なら少なくとも何か0から作った事がある人。マーケター志望なら、手を動かして会社の事を何でもやりつつ、自分の好きなサービスのグロース方法などを調査し、ペラペラ話せるような人が該当します。
このような特徴の人材を組み合わせ、スペシャリストが持っている経験や知識を月2~4回くらいのペースで若手に伝える+いつでも質問できるような環境を作る事で、若手が大きな裁量権を持って仕事に挑む事ができ、結果、若手も事業も急速に成長し、最強人材になります。
では、実際に私自身が前職のAidemyでどう成長できたのか次の章で説明します。
3. 前職(Aidemy)での上手な活用事例
実は私の前職、Aidemyはこの最強人材育成レシピを非常に上手く活用していたんです。
というのも、Aidemyの石川社長(@ai_aidemy)が外部からの知識の取り入れに惜しみなく投資される方で、
・外部の副業スペシャリストアサイン
・本買い放題
・イベント経費負担
などなど、様々な制度を整えてくださっていました。外部の話を聞く限りスタートアップでここまでやる会社は珍しいのだとか。
辞めたからこそポジショントーク無しで言えますが、Aidemyは本気でオススメですよ。サービスは面白いし、良い人ばっかりだし、評価もしっかりしてるし、成長できる環境が整っています。
書いていたら転職斡旋しているみたいになってきたので止めますw
自分が良いと思ったものはタダで紹介したくなるアレです!笑
では実際に私がAidemyでどう成長できたのか説明します。
まず私は2018年6月にAidemyに入社しました。
当初は上京し一度自分の事業に失敗したばかりで、お金が全く無く、アコムさんと一緒に生活していましたw
実績も実力も無く、「やる気だけはあります!」というのが口癖でした。
入って1週間くらいでGunosyの共同創業者の関さんに、データと施策実行に関して学ばせていただきました。実際にデータを見ながら、関さんの言っている事を何も分からないながらもとにかくメモり、ミーティングが終わってから全て調べ、言っていた内容を確認するといった事を繰り返しました。
これによって、データの扱い方、施策への移し方、仮説の立て方が学べ、ビジネスの基礎的な部分を身に付けられました。
次は8月頃にCrowdWorksのCOOの成田さんに、ユーザーへの価値提供について壁打ちさせていただきました。当初、ユーザーへ価値がしっかり提供できていない事を課題に感じていました。壁打ちさせていただく事で、ユーザーの期待値と提供する価値について適切な位置関係を把握する事ができ、ユーザー満足度を上げるにはどうすべきかという部分が学べました。そのアドバイスを基に愚直に施策を実行していった結果、Aidemyの重要指標である受講完了率を大幅に向上させる事ができました。
10月頃から辞めるまでは、元ビズリーチでマーケティングマネージャーをやっていた横山さんに、マーケティング戦略から実行の細かい部分までお聞きしました。戦略で重要なKPIの握り方から、細かい数値の見方、広告マネジメントまで幅広く知見を共有していただき実行に移した結果、チームでリード獲得数と売上を大幅に向上させる事ができました。
このようにAidemyでは、様々なスペシャリストの方にアドバイスをいただきながら、10月からはプロジェクトマネージャーとして大きな裁量権を持ちつつ、事業に貢献する事ができました。
自らの体験からも、最強人材育成レシピによる「外部スペシャリスト人材」と「その分野に興味のある若手」の組み合わせは非常に有効なものであると感じています。
Twitterでもこんな意見があります。
4. 20代成長環境No.1企業のサイバーエージェントの育成論(IT部門)
IT部門の20代成長環境No.1企業のサイバーエージェントも独自の若手育成論をもっています。
それは非常にシンプルで、「決断経験値」を積ませるという事です。
若いうちから決断の回数を増やすと成長するという事を言っています。
私も上記と同じ感覚をもっており、裁量権を持たされる前と後では、持たされた後の方が圧倒的なスピードで成長でき結果に繋がりました。
若手が大きな裁量権を持って事業を進めながら、燃料となる知識を外部スペシャリストから投入すれば、リソースに乏しいスタートアップでも最強人材を育成できます。
5. 経験したからこそ伝えたい「最強人材育成レシピ」の重要性
先にも述べたように、私はスペシャリストの多大な知識や経験を燃料に、事業と向き合い、売上と顧客満足度を大きく成長させる事ができました。
リソースが乏しいスタートアップこそ、「最強人材育成レシピ」を使わない手はありません。
考えてみてください。
年収1,000万円のスペシャリスト人材を半年かけて探すのと、
年収400万円のポテンシャルを秘めた人材に、月額10~20万円で半年間スペシャリスト人材を付けて最強人材を育成するのとでは、どちらがコスパが良いでしょうか?
これを見たら一目瞭然ですね。
スタートアップの皆さんは是非実践してみてください!
6. 「CMO VALLEY」のすゝめ
最後になりますが、弊社で先日「CMO VALLEY」というサービスをリリースしました。
「CMO VALLEY」とは、月額10万円から外部CMOに相談できる事をコンセプトにしたマーケティング特化型コンサルティングサービスです。
この記事でご紹介している最強人材育成レシピを実践するには最高のサービスとなっています。
下のページを見れば分かりますが、マーケティングのスペシャリスト以外にはご協力いただいていないため、
マーケティング戦略や組織などの大きな部分から、
データ設計、分析、LP改善、広告チューニング、ABテストなどの現場レベルの細かい部分までご対応可能です。
無料相談にお越しいただければ、事業に合った外部CMOパートナーをご紹介できます。
現状15名前後の各分野スペシャリストにご協力いただいているので、事業に合った人材をご紹介できると思いますが、もし適任がいない場合はこちらからお断りさせていただくので、安心して無料相談にお越しください。
私がAidemyで大きく成長できたように、多くのポテンシャルを持った人材が成長し、事業のトップランナーとして駆け抜ける未来を想像するとワクワクが止まりません!
お気軽にご連絡ください!!!
また、今後は「CXO VALLEY」として、
CTO(最高技術責任者)、CSO(最高戦略責任者)、CFO(最高財務責任者)など展開していく予定ですので、そちらも楽しみにしていてください!
最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。
こんな長い文章を読んでくださった方には、東北民としてお礼せずにはいられないので、
無料相談時に「社長のブログ読んだよ!」と言ってくれた方限定で、導入初月の利用料金を最大3万円引きさせていただきます!(2019年4月30日まで)
是非この機会に「最強人材育成レシピ」をお試しください!