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【諦めるのはまだ早い!】国際協力業界で凡人が仕事をしていくために。

こんにちは、くりのです。

僕自身、JICA海外協力隊や大学院で国際開発学を学んできましたが、
国際協力業界で生き抜くのは無理ゲーだと感じました。笑

でも、「国際協力を仕事にしたい!」そんな気持ちは残っています。
この記事を読んでいるあなたも国際協力を仕事にしたいと考えているのではないでしょうか?

【結論】国際協力のサードドアを目指そう!

そこで、そんな人におススメなのが『国際協力のサードドア』を目指すことです。

「サードドア」とは・・・「自らのアイデアや努力などを結集してたぐり寄せる成功への入り口」といった意味で、本の中では次のような記載があります。

“人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある

では、国際協力業界のサードドアとは何かを考える上で、

どんな仕事があるのか整理してみます。

フリーランス国際協力師の原貫太さんによると、
国際協力を仕事する方法は全部で7つあるそうです。
1. 国際公務員
2. 政府機関職員
3. 政府機関専門家
4. 有給NGOスタッフ
5. 開発コンサルタント会社職員
6. ソーシャルビジネス
7. フリーランス

国際公務員のKai Fujiiさんが整理されている業界マップも参考になります。

僕が思う国際協力のファーストドアは、
・国際公務員
・政府機関職員
・政府機関専門家
・有給NGOスタッフ
・開発コンサルタント会社職員
の5つですかね。

そして、僕らが狙うべき国際協力のサードドアは、
・ソーシャルビジネス
・フリーランス
の2つでかなと考えてます。

国際協力のファーストドアの前で待っていてはいけない3つの理由

理由①「高すぎるハードル」
国際協力業界で仕事をしようとすると、次の3つの条件をすべて満たす必要があるという話が一般的かと思います。

・高い語学力
・高い専門性
・現地での実務経験

しかし、僕のように大学までフラフラしていて国際協力を仕事にしようなんて思ってもいなかった人間は、高いGPAを維持しておこうという発想にも至らず、どうやって学校をサボるかに脳のリソースを割くわけです。

そして、実際に「開発学で有名なイギリスの大学院に行きたい!」という時になって絶望します。笑

さらに付け加えると、帰国子女や中学生の頃からずっと国際協力業界で働きたいと夢見て努力してきた人たちに、そんな簡単に勝てるわけないんです。

その人たちと同じような努力量で競争していたら、
いつまで経っても国際協力を仕事になんてできないし、
最悪の場合、いつの間にか国際協力業界で働くことが目的になってしまうかもしれません。

大事なのは、国際協力業界で何をしたいかの方だと思うんです。

高い語学力や専門性はもちろん大事ですけど、いつまでもそこに執着せずに、問題解決に時間を使った方がいいのでは?と考える派です。


理由②「日本における国際開発業界は斜陽産業」
こちらは、国際公務員であるKai Fujiiさんがおっしゃっています。

僕は落ち目の業界で働くと、どんなに努力をしても金銭的には報われないと考えています。

99%の人が並ぶファーストドアを必死の思いで開けたのに、
そこが地獄だったときのことを考えると、恐ろしくて、戦う気がしません。


理由③「キャリアのほとんどが偶然の出来事に左右される」
開発コンサルタントとして働かれている方が、
“「絶対に国際協力の世界で生きていくぞ!!」と言う意思決定を捨てるところから始めてみるのはどうだろうか。”と勧めていますが、

国際協力業界で自分の希望が通ることなんて、あまりないのではないかと思います。

JICA海外協力隊でさえ、希望する派遣国や仕事と、実際の要請内容が違う事なんて当たり前なのに、競争の激しいファーストドアの業界で自分の希望するポジションを取り続けられる人は一握りなのではないでしょうか?


まとめ

ということで、
国際協力のサードドア的生き方である

・ソーシャルビジネス
・フリーランス

を仕事にすることを選択肢に入れてもいいのでは?と考えています。

何から始めればいいの?という方は、


ボーダレス・ジャパンの説明会参加や

国際協力系ブロガーサロンへの入会

なども考えてみてはいかがでしょうか?

ついでに自分の宣伝をしておくと(笑)、
僕が運営している「チョイふるハウス」に住んで、
国際協力や子ども支援に関心のある人たちと切磋琢磨するとかでもいいと思います。


とにかく、国際協力を仕事にする上で、サードドアを叩いてみるという生き方もあっていいんじゃないかなと思っています。

それでは。

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栗野泰成 | 一社)チョイふる
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