自然豊かな都市型里山『多井畑西地区』って?
はじめまして、多井畑西地区・魅力発信プロジェクト公式noteです。
このnoteでは、須磨区と垂水区にまたがる『多井畑(たいのはた)西地区』の魅力や、そこで開催される親子で楽しめる「自然体験イベント」などをご紹介していきます。
地区内を活用したい方向けの「里山活動の窓口」もあるので、多井畑西地区の利活用をご検討の方もぜひご確認ください。
多井畑西地区の魅力
須磨区の真ん中、「多井畑厄除八幡宮」や「奥須磨公園」の近くにある『多井畑西地区の里山』には、市街地近郊にありながら自然が多く残っています。
そんな『多井畑西地区』の魅力をご紹介! 神戸市と地域の方たちで、里山や農地などを保全する取り組みも進んでいます。
都市に近くて身近な里山
市街地から近い場所にありながら、竹林など里山環境が多く残されている『多井畑西地区の里山』。
ホンドタヌキやキジ、セトウチサンショウウオ、ツチグリなど、さまざまな種類の動植物も生息しています。
のどかな里山風景も広がっていて、田んぼや農地といった日本の原風景が楽しめるのも魅力です。
そのような環境を活かした、竹林でのワークショップや自然体験など、親子でも楽しく学べるイベントが開催されています。
多井畑厄除八幡宮
「多井畑の厄神さん」の愛称で親しまれている『多井畑厄除八幡宮』は、日本最古の厄除けの霊地と伝えられている神戸の厄神さんです。
古山陽道の摂津と播磨国の国境に位置していたため、その1つとして疫神が祀られたと伝えられています。
現在の兵庫県神戸市須磨に配流された在原行平や、一の谷の合戦の際には源義経が祈願したと言われている神社です。
毎年1月18日から20日の3日間に渡って「厄除大祭」を開催。厄年のお祓いや疫病退散、病気平癒の祈願と厄除けに多くの参拝者で賑わいます。
義経腰掛の松(ほんがんさん)
「多井畑厄除八幡宮」の鳥居の前にある交差点を西側に進んだ先にある『義経腰掛の松(ほんがんさん)』。
源義経一行が「多井畑厄除八幡宮」で戦勝を祈願したときに、この松の木の下で休息をとった後、平安時代の源平合戦で平家と戦った「一の谷」に向かったと伝えられています。
それから村人はこの場所に社を作って、「ほんがん(判官)さん」の愛称で親しみと尊敬をこめてまつられています。
奥須磨公園
『奥須磨公園』は、総合公園として1969(昭和44)年に開園した、「多井畑厄除八幡宮」の境内と一体となった公園です。
6つの池をめぐる自然地形がそのまま利用されていて、小川や芝生広場が充実しているほか、季節ごとにさくら・あじさい・ツツジ・ツバキなどが花を咲かせます。
ヘラブナが放流されている園内の「小松池」には、釣り場やザリガニ採り場などがあり、トンボやバッタ、水鳥を観察できるときも。
子どもも遊べるよう遊具も設置されていて、「ちびっこ広場」や「遊具広場」などがあります。
多井畑西地区の利活用について
多井畑西地区では、住んだり、仕事をしたり、趣味の時間を過ごしたりと、里山を守りつつ活かしていけるよう、さまざまな利活用事業が行われています。
また、地区内の交流拠点として整備中の「交流広場」の取り組みなども実施していて、市民や団体にも広くご活用いただいています。
過去の利活用事業では、住民参加型の竹林整備や間伐した竹の加工、民間企業・大学と連携した里山保全活動、交流広場の整備などが行われてきました。
そのほか、親子で里山を散策したり料理を作ったりするイベントや、会社のチームビルディングの一環として竹林を伐採して飯ごう炊飯をするイベントなども開催しています。
多井畑西地区の利活用に向けて、企業や団体、個人の方を募集中です。興味のある方はぜひ下記フォームよりご相談・ご質問ください。