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『法句経』ダンマパダ - ブッダ 真理のことば㊺【 第5章 愚かな人 】~みずから愚であると考えるものは、すなわち賢者である~

63 もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である。愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。

(岩波文庫:ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元訳より引用)

もしも愚者がみずから愚であると考えれば、

すなわち賢者である。

愚者でありながら、

しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。

真理を喜ぶ者であり、

非難・賞讃や楽・苦に動じない者であり、

執著のない者であり、

快楽を欲さない者であり、

煩悩を滅した者が賢者とされています。

愚者が自らを愚と認めることで、

謙虚さや自己省察の精神を持つことができるのです。

このような姿勢こそが、

真の賢者としての道を歩む第一歩となるのかもしれません。

自己認識の重要性を考えると、

愚者であることを認めることは、

自己成長や学びの機会を生み出すかもしれません。

したがって、愚者であることを恐れずに、

自らを愚と認めることで、

より賢く、成長した人間になることができるのではないでしょうか。


輝く智慧を求め 歩む旅路
愚かな心を超え 真理を尋ねる
束縛から解き放ち 自由を信じ
誰よりも高みを目指す覚悟

迷いながらも 知恵を得て
自らの道を切り拓く強さを
煌めく星の光 導かれて
悟りの境地へと歩き出す

知らぬことを知り 謙虚になる
宇宙の法則に敬虔なる心
自己の限界を超え 果てしない道
心豊かに生きる喜びを知る

絶え間ない 修行続け
悟りの境地に到達する日まで
誠実なる生き方に導かれて
愚者の道から賢者へと変わる

深淵に浮かぶ 潜在意識
魂を解き放ち 新たな世界へ
愚者の哲学 空に舞い
そっと降り注ぐ 賢者の光


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