Tailor Platform に詰め込まれた技術の面白さに惹かれて #入社エントリ
1月から Product Engineer として入社しました @ikawaha です。ここ数年は Go ばっかり書いている昭和生まれのアラフィフソフトウェアエンジニアです。この入社エントリでは、いちソフトウェア開発者視点で Tailor 入社に至った経緯などについてお話ししたいと思います。
50歳を目前にして思う仕事との向き合い方
前職はベンチャーな会社でした。働きがいもあり、また働きやすさもあり、とてもお世話になりました。立ち上げ時期から参加させてもらい、会社も順調に成長していて、このままうまくやっていけそうかなと思っていたのですが、自分の年齢が 50 に近づいていく現実を目の前にして急に自分のスキルに不安を抱くようになりました。
ガツガツとコード書ける期間はあと10年くらいしかなさそうだけど、このまま同じ事を続けてしまうとなかなか新しい技術や知見に追いついていけなくなってしまうのではないか?という不安です。
Tailor との出会い
そんな不安から、いくつかの会社とカジュアル面談したり、実際に採用面談に臨んだりしたのですが、なかなかピッタリマッチする会社と出会えませんでした。やはりそれ相応に年を重ねると、自分の技術が偏っていてうまく現場とマッチングしなかったり、家庭のこともあり条件面で折り合いがつかなかったり、なかなか難しいものがありました。アラフィフで面接や試験で落とされるのは精神的にも非常に痛く、立ち上がれなくなりそうにもなります。そんな中でふと出会ったのが Tailor でした。
『私たちは、エンタープライズが自社にテイラーメイドされたERPを、ローコードで構築できるHeadless ERP「Tailor Platform」の開発・提供をしています。』
この Tailor のうたい文句を見て、正直、Tailor が何を目指しているのか、最初はよくわかりませんでした。完全に謎の会社でした。分からないどころか、単に 「API を書く仕事なのかな?」ぐらいにしか思っていませんでした。
ところが話を聞いてみると、ガラリと印象が変わりました。Headless を謳っているとおり、Tailor が提供するのは ERP システムを自社カスタマイズするためのバックエンドサービスです。このバックエンドのシステムが面白い仕組みで構築されています。顧客の要望に合わせるためにコードがうまく生成されて API が自動的に用意されたり、顧客が必要とするであろうフローを解決するための手段がプラットフォームに用意されていたり、また、そういったシステムを有機的に組み合わせるために GraphQL や gRPC などの技術がうまく選択されています。CEO の話を聞いているうちに「これはずいぶんと骨のありそうな仕事だな」と感じました。ちょうど自分の技術スタックや興味ともうまく合う部分があり、オファーも頂くことが出来、Tailor に参加することになりました。
入社してから
入社して1ヶ月が経ちましたが、色々なことがすごい速さで動いていきます。メンバーも様々です。オフィスで作業する人もいれば、リモートで働く人もいます。バックグラウンドも様々ですが、プロジェクトを前へ前へと進めていく推進力がとても強いです。これは CEO / CTO の創業者ふたりの事業に対する姿勢がすごく反映されているなと感じました。入社してすぐにそういう波に自分も乗せてもらって、勢いよく仕事が出来るのはいい体験になりました。まだ開発の入り口に立ったばかりですが、深く知りたくなるような技術があちらこちらに転がっていてワクワクしています。Tailor にご興味を持たれた方はぜひカジュアルにお話ししましょう。
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