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#今年学んだこと/楊式太極拳

今年1月から再び太極拳教室に通い始めた。

太極拳には色々な流派がある。陳式は古典的、有名なのが楊式、あと孫式、呉式がある。

太極拳は中国でご老人が公園に集まって体操をするというイメージが大きいが、奥は深い。

体幹が鍛えられ、体の動かし方が柔らかになるというか、太極拳は円運動なので動きが安定し、かつ円滑になる。

また、手と足の動かし方が違うので脳トレになる。
アメリカでは認知症の治療に利用されているそうだ。

さらに、呼吸が深くなる。
長年太極拳をしていると1分間の呼吸数が少なくなるそうだ。
深い呼吸ができると取り入れる酸素の量が増え、血液の酸素濃度も高くなる。組織に酸素が多く送ることができれば、細胞は活性化して生命活動は活発になるわけだ。

教室では今年、楊式太極拳に取り組んでいる。
楊式太極拳の40式を学んでいる。180度、360度回転して四方八方の敵と対峙する套路が多くあって覚えるのに大変だが、円運動が美しい優雅な太極拳だ。
套路(トウロ)は空手でいう型、ひとつひとつに意味がある。防御と攻撃が組み合わさっている。この套路が40個あるので40式という。

楊式太極拳の伏虎拳
虎が伏せた状態から攻撃する様
右手はこめかみ、左手は脇腹を打つ

24式太極拳では、套路がまず正確にできることが求められるが、楊式の40式では、さらに套路と套路のつなぎ目が滑らかに、全体がひとつの流れとして途切れることなく、美しくなければいけない。1年かけて何とか形はできたが、全然美しくない。ぎこちないのだ。ひとつひとつの套路にも正確さがないのだ。でも、形はできたので来年は練習を重ねて美しい優雅な太極拳にしたい。

#今年学んだこと

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