見出し画像

Le Mois de Aout 2023

割引あり

ロマネ・コンティ一九九二年

ワインが一番安かった時代は、だいたい20〜30年くらい前と思う。
ボクがドドハマリしていた頃だ。
その頃、清水の舞台から飛び降りたのが、エノテカで売ってたDRCの1992年アソートメントだ。ロマネ・コンティ1、ラ・ターシュ3,ロマネ・サンヴィヴァン2,リシュブール2、グラン・ゼシェゾー1,エシェゾー3、たしかこのくらいの比率だった気がする。
飛び降りたって言っても今なら、階段1段分くらいの値段だ。
15万円。(同時に売り出されていた1991が欲しかったけど5万円ほど高かった、ケチ)
当時は簿給だったし、なんせ他のワインも安かったから。
そのほとんどが5年以内に飲んじゃって、92だから薄いよなあ、酸っぱいしー、91とか90はもっとリッチなのになーとか思いながら、家でデイリー的に飲んでた(だってエシェゾーなんて7千円くらいだし)というワイン愛好家にとっては夢のような環境でした。今から思うと。
しかし、ロマネ・コンティだけはなかなか手が出せず、すーっとセラーで放置。
開け時、タイミングを逸したのだ。
ここ数年は少し目減りもあったので、セラー内で立たせて保管できるようにしておいた。

もう、でもそろそろ飲まないと逝ってたらシャレにならんし、自分の体調的にも美味しく飲めるときに飲みたい。もういつそういう美味しく飲めない時期が来てもおかしくないから。

飲む場所は昔から決めていた。
オテル・ド・ヨシノ一択だ。ただ、残念ながら手島シェフは東京に移籍してしまったけども、それでもそれ以外に考えにくい。ここは和食じゃない、やはりフランス料理に敬意を払いたい。

でも、色んな事情もあり、もう今だ、今しかない。
機は熟した、熟しすぎた。

良いのか今売ったら200万円で売れるぞ!そんな誘惑には一切惑わされない。
30年近くもセラーに居るとめちゃくちゃ愛着湧いてきて、もう家族同然。
それを売るなんて人身売買するようなものだ。
それに、自分のロマネコンティ経験は2回(10〜20年以上前に1966,1969)しか無いし、まだ本気で感動したことが無かったのだ。他のDRCでは何度かあったのに。
それは自腹じゃなく飲ませてもらったのもあるのかもしれない。

では、感想は本編で。


出ましたね!
ディスクロージャーの新作が。
なんかようわからんジャケットですが、曲はバッチリです!!!
ディスクロージャーファンなら納得のハウス・ミュージック、真新しさは無いですけど、スーッと入ってきます。
レコード出たら買うかどうか微妙なとこですが。。。
あ、この前タワレコでクーポンとポイントを駆使して名作カラカルを購入しました!

今月は暑かったですね。
夏は大嫌い。。。
新規開拓に大阪のフランス料理店、夏のおでん屋、気になってたカジュアル割烹、84回目の食堂おがわ、めっちゃ久しぶりの焼き鳥屋さんなどなど。

読書、音楽もあります。

今月もよろしくお願いします。

ここから先は

13,316字 / 62画像
この記事のみ ¥ 100〜

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?