事前に考えておきたい!遺族に迷惑をかけない手元供養を行ったその後のこと
大切な人との別れは、いつか必ず訪れます。
「歳をとった親に寄り添い、感謝の気持ちを噛みしめるとき…」
「何気なくお墓や葬儀の話題になったとき…」
考えたくない…、でも、いつかはやらければいけない…。
そんな気持ちの中で、一歩考えることを始められときに、ひとつの選択肢として「手元供養」を知っておいてもよいかもしれません。
お墓を継承してくれる人がいなかったり、子や孫の世代に負担をかけたくないから、お墓の購入をためらう方もいらっしゃいます。
そうしたお墓の後継者問題を解決するために、お墓の管理・供養をお任せできる永代供養や散骨、手元供養を選ぶ方が増加しているのです。
手元供養には、お骨を入れて身に着けることができる「遺骨ペンダント」や、分骨して手元に置くことができる「ミニ仏壇」、自分だけの供養のスペースをつくる「ミニ骨壺」などがあります。
それぞれにあった形で供養ができるのが、手元供養の特徴です。
お墓を持たず、大きなお仏壇を置く場所も無くなり、供養の形も変化しています。
「それでも、大切な人に手を合わせたい」そんな想いを叶えるものとして、時代の変化とともに手元供養は広がりを見せているのです。
お骨をお墓に納骨しないと「成仏できない」、分骨すると「体がバラバラになる」というようなことを言われることがあるようですが、それらは俗説です。
お釈迦様自身は御自身のお骨を分骨しお祀りされています。
個人のご遺骨を自宅で保管することは法律ではなんの問題もないのです。
【この記事の内容】
●手元供養の選択肢とは?
●分骨するにはどうすればいい?
●散骨で抑えておくべきこと
●手元供養の注意点
●副葬品として火葬が可能な選択肢があった!