正直言って、夏は苦手だ、というよりは嫌いだ。 理由は一つ。私は暑いところがひたすら嫌いなのだ。 そんなことを言うと夏好き派はやれ夏には花火大会がある、海やプール…
現在、私はドイツ・ベルリンに滞在している。 とは言っても、仕事や留学なんかの長期滞在ではなく、長期休みを利用した3週間程度の観光のためだが。 ベルリンといえばドイ…
季節ごとに無性に観たくなってしまう映画というのは1つ2やつ誰しもが持っているものだろう。 私ならばかなりミーハーだが、間違いなくアニメ版「時をかける少女」だ。 な…
ベルリンは冷たい街だ。 誰がどんなことをしていようとも、どんな格好をしていようとも、どんな人種だろうと、誰も気に留めなんかしなかった。 多分この街の人たちは、他…
アムステルダムは油絵みたいな街だった。 色んな色が混ざり合って、 まるでゴッホが描いた油絵みたいにカラフルで、目が回るようだった。 アムステルダムは私が好きな都…
喫煙者は肩身がせまい。 東京の喫煙所はどんどん減っている。 というか、屋外でタバコを吸える場所がだんだん減ってきている。 血眼になって早足で喫煙所を探し回る時間は…
インドほど旅人にとって魅力的な国はない。 太古の昔から続く宗教的な儀式がさも当たり前のように日常的に行われていながら、その儀式に一端の旅行者であってもかなり近い…
昔、アイルランドに住んでたことがある。 コークというアイルランドの南部に位置する 第二都市にいた。 第二都市といっても日本の大阪のような規模の都市ではなく、 せい…
その1 の続きです。 インターン中に頭にずっと浮かでいた ’やめたい’ この四文字の原点をひたすら探した。 ベンチャーにありがちな長時間労働 営業にありがちな客か…
’働く’というのは非常に残酷だと感じる。 一部の人間を除いたら、’自分はこれで飯を食って行きたい’ という強い気持ちを持って仕事をしている人間はなかなかいない。 …
Taiki
2018年7月31日 00:28
正直言って、夏は苦手だ、というよりは嫌いだ。理由は一つ。私は暑いところがひたすら嫌いなのだ。そんなことを言うと夏好き派はやれ夏には花火大会がある、海やプールに行けると主張する。そもそも熱帯夜なんか言われている真夏の夜にわざわざ人混みの中で花火なんか見ても疲れるだけだ。そもそも花火なんて冬に見た方が楽しい、なんて妙な自論を私は持っている。じゃあ海やプールは?あれは夏にしか楽しめないもの
2018年7月29日 20:41
現在、私はドイツ・ベルリンに滞在している。とは言っても、仕事や留学なんかの長期滞在ではなく、長期休みを利用した3週間程度の観光のためだが。ベルリンといえばドイツ、いやヨーロッパの中でも一番のリベラル都市だと言われている。理由としてはベルリンの壁崩壊による多種多様な人材の流入、そしてそれによる新しい文化、LGBTに沿った音楽やアートの発展、さらにはそこから新たなビジネスなんかも生まれている。
2018年6月15日 22:24
季節ごとに無性に観たくなってしまう映画というのは1つ2やつ誰しもが持っているものだろう。私ならばかなりミーハーだが、間違いなくアニメ版「時をかける少女」だ。なんともキラキラとした高校生活と若者の疾走感が描かれており、ビジュアルもいかにも’夏’という爽やかな雰囲気がある。作品のような甘酸っぱくて爽やかな高校生活を過ごせていなかった私は、以前はまともに直視できなかったが、最近になってようやく楽
2018年6月11日 00:04
ベルリンは冷たい街だ。誰がどんなことをしていようとも、どんな格好をしていようとも、どんな人種だろうと、誰も気に留めなんかしなかった。多分この街の人たちは、他人に無関心なんだと思う。それが旧東ドイツ時代に作られた、無機質な建物と、一日中小雨が降る冷たく乾燥した空気が充満する気候と相まって、この街自体が何事にも興味を持っていないのじゃないかという錯覚を持たせる。でも、’冷たい街’だから
2018年5月30日 23:43
アムステルダムは油絵みたいな街だった。色んな色が混ざり合って、まるでゴッホが描いた油絵みたいにカラフルで、目が回るようだった。アムステルダムは私が好きな都市の一つだ。旧市街は古く、趣のある景色が立ち並び、蜘蛛の巣のように張り巡らされている運河がある。石畳の道路は毎日のように降る雨によって濃い灰色に変色していた。しかし、決して’汚い’とか’劣化している’なんていう印象は皆無で、適
2018年5月26日 22:45
喫煙者は肩身がせまい。東京の喫煙所はどんどん減っている。というか、屋外でタバコを吸える場所がだんだん減ってきている。血眼になって早足で喫煙所を探し回る時間は正直言ってかなり不毛だ。さらにはマナーよくタバコを吸っていても周りからはやれ息が臭いだとか、服が臭いだとか文句を言われる。挙げ句の果てにはタバコが増税され、私たちの財政事情をも圧迫している。一生のうちに多額の資金を臭い匂いを撒き散
2018年5月23日 02:35
インドほど旅人にとって魅力的な国はない。太古の昔から続く宗教的な儀式がさも当たり前のように日常的に行われていながら、その儀式に一端の旅行者であってもかなり近い距離感でその雰囲気を体感することができるからだ。特に、ヒンドゥー教の聖地であるバラナシではその傾向が顕著である。ヒンドゥー教徒は死に際に差し掛かると皆、バラナシに行くそうだ。なぜなら聖なる川、ガンジス川のふもとで火葬され、その灰を
2018年5月19日 22:03
昔、アイルランドに住んでたことがある。コークというアイルランドの南部に位置する第二都市にいた。第二都市といっても日本の大阪のような規模の都市ではなく、せいぜい名古屋、いや、それよりもはるかに小さい、何にもないところだ。アイルランドは天気が悪く、一日中小雨が降る、鬱々とした、外にいるだけでどんどん悲しい気持ちになる街だった。何もないといったが、何故だかパブだけは大量にあった。
2018年5月16日 00:21
その1の続きです。インターン中に頭にずっと浮かでいた’やめたい’この四文字の原点をひたすら探した。ベンチャーにありがちな長時間労働営業にありがちな客からの理不尽な要求インターンながら数字に追われるプレッシャーどれもやめたいと思うには十分すぎる理由である。しかし、どれもそんなに決定的なわけでもない。しかし、同僚に言われたある言葉で’やめたい’の正体がわかったのだ。
2018年5月14日 01:01
’働く’というのは非常に残酷だと感じる。一部の人間を除いたら、’自分はこれで飯を食って行きたい’という強い気持ちを持って仕事をしている人間はなかなかいない。生活のために、世間体のために、何かしら理由をつけなければとてもやっていけないのかもしれない。本当に好きなことで、情熱を持ってできることを仕事にできている人は何人いるのだろうか。この記事では、22歳の若輩者ながら、知らない誰かに