人と会うことが目的

コロナ禍が落ち着いた頃、どうやって人を誘うのか忘れたという話をよく聞いた。

そしてコロナ禍になる前から、何で、どうやって声をかけたらよいか分からないという話も、またよく聞いていた。

それはつまりどんなきっかけなら、声をかけて、誘ってもよいのかということかなと聞いていた。

ボクは昔から誰かを誘う用事や出かける先の多くは建前だと思っていて、ほんとうに行きたければ一人で行けばいい。

しかし一人よりも二人で出かける方が楽しいはずだと思った時点で、行き先は手段に過ぎず、目的はその誘う人と会うことに様変わりする。

だから「映画を観よう」、「パスタ食べに行こう」、「新大久保で韓国料理」、「川縁で飲もう」、「花見しよう」もすべて「あなたに会いたい」がほんとうのメッセージ。

そうだとしたら、ほとんどタイミングなんてないはずで、気が向いたり、脳裏に浮かんだら何か思い付く理由を枕詞に連絡したらいい。

だってそれは「あなたに会いたい」が、ほんとうのメッセージなのだから。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
「あなたに会いたい」が小っ恥ずかしいから、理由がいるし、断られるかも心配なんでしょって言われたら、その通りです。