ゆるやかに変化する対人関係
沖縄での研修は毎日本題に入るまえに、チェックイングループというものをしていた。
学びの集団に入っていくための、いわばチェックインするためのチェックイングループというところだろうか。
そして沖縄ではホテルに連泊していたので、連泊したホテルをチェックアウトして、東京に戻ってきたわけだが、このチェックイン、チェックアウトというものは、日常の中にも存在しているのではと思えてくる。
例えば職場に向かおうとしたとき、住んでいる場所からはチェックアウトしている。
そしてもしかしたら電車にチェックインして、目的地でチェックアウトしている。
そうやって会社に着くと、会社にチェックインしている。
所属部署にチェックインして、昼休憩の時は部署と会社からチェックアウトして、近場の公園に行くなんてことも。
こうやって生きるということはいろんなところにチェックイン、チェックアウトを繰り返し、その時必要なキャラクターや人格を使い分けて生きている。
漫然と過ぎていく日常の中だと平面で、変わり映えがしない毎日かもしれないが、こうやって見ていくと目まぐるしく、チェックインアウトを繰り返しており、それはおおくのすれ違う人々もあなたと変わらない。
どこかからチェックアウトして、今同じ場所にチェックインしている。
そうやって周りを見渡すと、不思議なご縁であり、貴重な時間なのではなかろうか。