たいきの読書感想文【第9弾】~幸福のための人間のレベル論~
こんにちは。
最近、読書にはまっていて、早起きして本を読んでいるのですが、
本を読むのが楽しみすぎて、めちゃくちゃ目覚めがいいです。
今日紹介する本も3日くらいで一気に読んだ本です。
藤本シゲユキ「幸福のための人間のレベル論」(さくら舎)
この本は知り合いの社会人の人から「今のたいきが読んだらおもしろいと思う」と言ってもらった本です。
どんな本かというと、
人間レベルのフィールドによって生きやすさや幸福を感じる度合いが違う。 自分のフィールドを認識して、幸福を手に入れるための本
です。
本の題名は正直「胡散臭いな」と思ったのですが、幸福レベルという視点は持ってなかったので、とても面白かったです。
人間のレベル論
この本では人間の幸福レベルを9段階で表しています。
上位フィールドに行くほど幸福を感じる能力が高い
ということですが、
ここで知っておくべきことは
・フィールドが上の人間が人として優れているわけではない
・『気づいてるステージ』以上と『気づいていないステージ』以下は根本的に話が合わない
・ 『気づいてるステージ』以上→2割 『気づいていないステージ』以下→8割
の3点です。
ここで『気づいてるステージ』『気づいていないステージ』といった言葉が出たので、早速9つのレベルを下から紹介します。
【人でなしステージ】
けだものフィールド
きつねフィールド
【気づいていないステージ】
うさぎフィールド
チワワフィールド
ハリネズミフィールド
【気づいてるステージ】
ねこフィールド
ライオンフィールド
【悟りステージ】
ペガサスフィールド
お釈迦様フィールド
以上です。
それぞれ特徴があるのですが、あまり話しすぎるとネタバレになって、
読む楽しみがなくなるので、この本のポイントの一つである
『気づいてるステージ』と『気づいていないステージ』
について、もう少し詳しく話そうと思います。
何に気づいているの?
①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果である
②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
⑤なるようにしかならない
これに気づいている人が「気づいてるステージ」
気づいていない人が「気づいていないステージ」です。
大事なのは、
自分がどのステージ、どのフィールドにいるか自認すること
です。
「気づいてるステージ」の人は「気づいていないステージ」の人に対して、
「自分の人生なんだから、自分がしたいことしなよ。なんでしないの?」
ってなることが多いですし、
「気づいていないステージ」の人は「気づいてるステージ」の人に対して、
「周りの人に迷惑かけるかもしれないし、そんなにすぐにできないよ。なんで分からないの?」
ってなることが多いです。
要は、
話がかみ合わない
ということですね。
まとめ
「気づいてるステージ」の人は
自分の人生は自分のもの
今があるのは過去の選択の結果
ということに気づいていて、
「気づいてるステージ」と「気づいていないステージ」の人は会話がかみ合わないらしいです。
今まで、「なんでこの人は分からないんだろう?」と思うことがあったのですが、それは「自分とステージが違うから、当たり前だったのかも」という新たなモノの見方が身につきました。
この本には、
どうやってステージを上げるのか、
どうなったらステージが下がっちゃうのか、
各フィールドの詳しい説明
なども書いてあるので、
興味ある人はぜひ読んでみて下さい。
やっぱ本は新たな視点が身につくのでおもしろいですね。
みなさんのおすすめの本をぜひ教えて下さい。
どんな本でも読ませていただきます!
2020/5/31
岩尾大樹
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