たいきの読書感想文【第1弾】~五体不満足~

お久しぶりです。
ただ今、カンボジアにいます。
アンコールワットを見るためにベトナムから10時間以上バスに乗って移動してる最中です。

突然ですが
アウトプットとインプットの理想の比率って知ってますか?

7:3らしいですよ(たしか)

たしかに、本読んで
「勉強になったなぁ」
ってなっても、どんな話か説明しようと思ったら、浅い内容でしか説明できないことってよくありますもんね

これってせっかく本読んだのにもったいないですよね

ということで、
これから本を読み終わったら勝手に本紹介したいと思います!

あくまで個人の解釈なので、
そこはご理解下さい。

あと、ネタバレもあんましたくないので、ざっくり説明でいきたいと思います。


それでは第一弾は
乙武洋匡「五体不満足 完全版」(講談社)
です。

これは友達に是非読んでとお勧めされたので、読んでみました。

この本は、一言で言うと
周りの環境で「障害」は「障害」にも「特徴」にもなり得る
そんなことを教えてくれました。

乙武さんは生まれつき両手両足がありません。

しかし、両親をはじめ、周りの人の協力によって、障害者学校のようなところには通わず、いわゆる「健常者」が通う小中高大へ通い続けました。

しかし、本人をはじめ、周りの子も「障害者」として接していたわけではありません。

「障害者」の友達
ではなく、
友達がたまたま「障害者」だった

みたいな感覚に近いんだと思います。

僕が1番印象に残ったエピソードで、小学校の登山の話があります。

乙武さんは、なんでもみんなと同じように行事に参加したそうですが、登山は流石に厳しそうなので、親と先生と相談した結果、諦めたそうです。

このことをクラスに説明したときに、
クラスから「みんなきつい思いして登山するのにオトちゃんだけずるい」と言われたそうです。

「障害者」だから、特別扱いする
それは果たして本人のためになるのか、

考えさせられました。

また、
乙武さんは、「障害」のことを「特徴」だと考えているそうです。

勉強ができない
スポーツができない
目が悪い
それと同じかんじで
両手両足がない

そして、
「障害者」を生み出すのは環境の不備
と書いてありました

目が悪い人がメガネをかけていても、何も思わないのに、
どうして、歩けない人が車いすを使っていたら『かわいそう』だと思うのか、

それは、歩けないとできないことが多いから
それを許すのも環境の不備のせい

環境が整っていれば車いすだってメガネ同様、「特徴」の一つになる

ここも自分自身目が悪くて、コンタクトをしているからこそ、すごい納得したし、考えさせられました。

「障害者」を「障害者」としてしまってるのは、周りの「健常者」なのかもしれない

ってかそもそも「健常者」「障害者」ってなに!?

最後に本でも取り上げられてた名言を1つ
「障害は不便である。しかし、不幸ではない」
ヘレン・ケラー

多様性が求められる世の中だからこそ
ぜひ、今読んで欲しいです!

読んでくれてありがとうございました!
みなさんのおすすめの本はなんですか?
ぜひ教えてください!

2020/2/25
岩尾大樹

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?