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覚悟の論理

初投稿です!読みにくい部分があるかもしれませんがよろしくお願いします🙇‍♂️


読んだきっかけ

 安芸高田市元市長の石丸伸二という方の名前を聞いたことがあるでしょうか。そう、先日行われた令和6年東京都知事選挙に出馬し、当選した小池百合子氏に続き2位という結果を収めた方です。ニュースでかなり取り上げられていたと思います。
 そんな石丸伸二さん、私は3年ほど前に安芸高田市長の時の活動をYouTubeにて目にし、どんな人なのかは知っていました。だからこそ、東京都知事選に出馬すると宣言した際にはとても嬉しく、応援をしていました。
そして、この前ふと書店に寄った時にこの本が受付の前に並んでいました。石丸伸二さんの活躍を知っているからこそ、どうして行動ができたのか、その覚悟の論理を知りたいと思い、手に取りました。

感想

この本を読み、大きく分けて感じたことは3つです。

1.戦略を立て、それを軸に進める

本の中では何かを成し遂げようとするときの実践手法としてこのように挙げられています。

私の中では、何かを成し遂げようとするときの実践手法を、①戦略(Strategy)、②作戦(Operation)、③戦術(Tactics)の3階層で理解しています。

覚悟の論理 p.193

 ①から③にかけてピラミット形式になっており、①戦略はこれから自分がどのような方向に向かっていくか、「目的達成のための方針」を指し、②作戦は、①戦略を達成するための個別具体的な策略、③戦術は②作戦に基づいて実施される詳細な行動やタスクを指すとありました。
 ①戦略が固まっていれば、②作戦や③戦術はその時の状況に応じて変更していくのも問題ない。①戦略を定め、その遂行のために柔軟に動くことが大切だとありました。
 この、「もともと抱いていた理念や目標をブレさせない」というのは、自分自身できているようであってできていないんだろうなと感じます。なんだか、②作戦をすることのほうが重要になってしまっていることが多いのではないかと…。ちょっと1つ例を出します。今私はバイト先の塾での生徒管理システムをgasなどを使い構築しているのですが、石丸氏の実戦手法の通りにまとめてみると以下の画像のようになると思います。

生徒管理システムの実践手法

画像内にコメントしている通り、今はいろんなシステムの構築をしてしまっていて、社内会議が行われる時間をカレンダーにすぐ追加できるよう簡単にできるシステムを作ったりしてしまっています。これも大切なことかもしれませんが、本来掲げていた①戦略を後回しにしてやることではないなと感じます。優先順位を自分の中でしっかり持ち進めていくことが重要であると学びました。

2.自分の責任範囲の中で言うべきことを言う

 人には立場があり、自分の立場を認識して行動することが重要だとありました。自分の責任範囲以外のことに手を出しすぎるといけないということでした。正直自分にはかなり刺さりました。人のことについ口出してしまう性格で、自分と関係のないところまで関わろうとしてしまいます。悪いことではないとも本では書いてありましたが、自分の責任範囲を認識した後にそれでも関わったほうが良いならば行動することが重要だと私は理解しました。

3.勝ちが見込めなければ勝負しない

 なんでも思い立って挑戦するのではなく、行動することによってどんな利得があり、損失に見合ったものであるかを考えてからするべきだとありました。いろんな人が「まずは挑戦すること」と言う中、まずは冷静になって先のことを考えることの重要性を詳しく説明してくれていたので理解できました。とりあえずやってみようという考え方が強いので、事前に損益を考え抜いておくことを大切にしたいと思います。

まとめ

 他にもいろんな考え方が書いてあり、石丸氏の行動には考えがたくさん詰まっていたのだと感じました。特に戦略の大切さを学んだのでこれから組織をまとめ上げる際、プロジェクトを行う際には使っていきたいと思います。これからもニュースなどで目にすることが多くなる方だと思いますのでぜひ一度読んでみてください。

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