現場一筋の歴史5
さてさて誰得な歴史もシリーズ5となりました。
これまでは平社員で10年下積み期間を経て、やっと役職がつきました。
[製造部長]です。
ずっと現場でやってた人間からすれば右も左も分からない状態での
管理職就任です(^^)/
そして時を同じくして新型の横型マシニング[NH5000DCG 多面パレット]を導入、無人化を図り加工単価を抑えるのに導入となりました。
多額の投資となりますが会社としては人が寝てる間に機械が稼ぐ
とゆう現在の方針に変わった転換期でもあります。
世の中はバブルでもあり、半導体関係の仕事が溢れるまさにイケイケの状況での投資でしたが、2008年9月にリーマンショックが起きます
機械導入からわずか半年ほどの出来事でした。
メインユーザーはこれまで外注に出してた仕事を内製化、仕事量は1割まで落ち込み、毎日することも無く、掃除、片付け、自社製品の構想等をし毎日を過ごしておりました。
社内では三工場ありましたが、一週間一つの工場の従業員を休ませ、国からの補助をうけつつ、リストラすることなく乗り切りました。
製造部長就任直後は仕事が無い中、仕事を取らないといけないプレッシャーもあり、新規取引先を開拓すべく加工単価ギリギリでの受注を受け何とか凌ぎましたが、仕事が無い中単価を下げてもさらに単価を下げます!と他社との競合により売り上げが伸びず一番苦しい時代でした。
そんな中、弊社代表との方針について、「単価の安い仕事は受けない、付加価値の高い製品にシフトする、オンリーワン技術を追求する、いずれ単価の安い仕事は淘汰され生き残れなくなるだろうし、製品が営業してくれるモノ造りをしよう!」と
自身の役割としては現従業員に方針を示し、理解してもらい、工程の見直し、不良率(歩留まり)改善、条件の最適化等を社員に教え、やっていくのですが、これが仕事人生の中で一番大変な時代でしたねー
つづく
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